Circuit2008 NEW JAPAN CUP 〜Who is the highest〜
- 日時
- 2008年3月15日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 兵庫・豊岡市民体育館
- 観衆
- 1050
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第6試合 30分1本勝負
NEW JAPAN CUP 1回戦※矢野が2回戦進出レフェリー|田山正雄
MATCH REPORT
ミラノはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、ガウンを使って矢野の首を絞め上げる。そして、場外戦を仕掛けるが、矢野はミラノの顔面を鉄柱にぶつけてお返しする。
ミ ラノはリングに戻ると、矢野に回転エビ固めからストンピング。これで矢野は場外エスケープすると、ミラノを場外へ誘い込む。そして、ミラノが場外へ来る と、矢野は素早く場外へ。「早く、来い、オラ!」と再びミラノを場外へ誘うが、リングへ戻ったところを攻撃され、ロープパラダイスで捕獲されて低空ドロッ プキックを浴びせられる。
場内の歓声に答えるべく、ミラノは助走をつけて再び低空ドロップキックを狙うが、ロープパラダイスを外した矢野は途中で立ち上がり、ミラノを場外へ追いやる。場外カウント17でミラノは生還するが、矢野の木槌攻撃の餌食となってしまう。
勢 いに乗った矢野は、「テメェ、日本人だろ!」と、I県出身を自称するミラノに厳しいツッコミを入れながらストンピングを落とし、テーピングを利用した チョーク攻撃。しかし、ミラノも矢野の串刺し攻撃を阻止し、片腕を取りながらの変型DDT、低空ドロップキックでお返しする
その後、両者は場外乱闘を展開。田山正雄レフェリーが場外カウントを数えるが、それを無視して激しくやり合う。だが、カウント19になると、両者は同時に田山レフェリーの足を引っ張ってカウントを中断させ、両者リングアウトを阻止。
リングに戻ったミラノは、変型のストレッチで矢野を捕獲。ロープブレイクになってもミラノはなおも矢野の体を絞め続ける。
注 意してもブレイクしないミラノに対し、激怒した田山レフェリーはなんとフロントキック! これで技から脱出した矢野は、ミラノと田山レフェリーを衝突させる。田山レフェリーがダウンしている間に、矢野はG・B・Hと書かれたイスを手にするが、 ミラノはそこへトラースキック。矢野をイスごとダウンさせると、イスを首にかけてマットに倒れる。
ここで復活した田山レフェリーは、この光景を見てミラノが矢野にイスで殴られたと勘違いし、矢野を注意。矢野は、もちろん田山レフェリーに抗議する。すると、ミラノは矢野の背中を叩き、振り向きざまにラウンドハウスキック。そして、トラースキックでフォールを迫る。
フィニッシュを狙ったミラノは、エンポリオ・アルマニッシュ。だが、矢野はこれを回避し、イスを設置したコーナーへミラノをハンマースルーする。すると、ミラノは逆に振り返し、矢野はイスで背中を痛打。その隙にミラノは矢野をスクールボーイで丸め込み、3カウントを狙う。
さ らにミラノは、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドで丸め込むが、矢野はカウント2でクリア。ミラノは、矢野にキックアウトされた勢いでコーナーの イスに頭から激突。これで動きの鈍くなったミラノを矢野はジャーマンスープレックスホイップで投げ飛ばし、鬼殺しで勝負を決めた。
G1での借りを返し、トーナメント2回戦進出も決めた矢野は、花道で勝利者賞を受け取り、足早に控え室へ。一方、ミラノは負けた腹いせに、田山レフェリーをコーナーで逆さ吊りにするが、セコンドにいた裕次郎に阻止されてしまった。
勝利者賞:ホテルメトロTHE 21(坦坦麺)
COMMENT
ミ ラノ「なんていうのかな、凄く酒臭い。アルコール嫌いな僕にとって、アルコール臭プンプンする人は……。あれで僕も酔っ払っちゃったんじゃないかな。(田 山正雄)レフェリーも。だから、レフェリーも反則見逃したりしちゃったし、アルコールで酔ったんでしょう。アイツの体臭というか、アルコール臭に。頭脳作 戦って意気込んでいたけど、まさか酒を持ち込みで来るとは思わなかったね。アイツの体内に蓄積してんだよ。でも、NEW JAPAN CUPは終わったけど、目標出来た。ジャイアント・バーナードがどうしてもタッグタイトルを獲りたいと言ってんだよ。俺がバーナードとタッグ組んで、矢野 通、お前の持つIWGPタッグに挑戦してやるよ。何時でもいいぞ、絶対に挑戦してやるからな!」