新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit2007 NEW JAPAN ALIVE

日時: 2007年12月2日(日) 17:30開場　18:00開始
会場: 神奈川・藤沢市秋葉台文化体育館
観衆: 1800

第4試合 30分1本勝負

AKIRA
裕次郎

境界線

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

AKIRAは、リープフロッグからのドロップキックで田口を場外へ落とすと、側転を交えたトペフェイント。すると、田口も同様にAKIRAを場外へ落とし、トペフェイントから腰をくねらせて対抗する。
中盤に入ると、裕次郎がライガー、AKIRAに捕まってしまう展開に。だが、AKIRAの串刺し攻撃をバックエルボーで阻止し、セカンドロープからのフライングラリアットで反撃に成功。タッチを受けた田口は、回転エビ固めを切り返しライガーの顔面へドロップキック。ライガーも風車式バックブリーカーで応戦し、パワーボムを狙う。すると、田口はこれも切り返し、欠場中のエル・サムライ会長の得意技リバースDDTを繰り出し、裕次郎に繋ぐ。
ライガーとスイッチしたAKIRAは、裕次郎のラリアットをかわし、フライングラリアット、低空ドロップキック、ドラゴンスクリューからオールド・ボーイ。田口にカットされると、2人をまとめてドロップキックで蹴散らし、裕次郎にDDT。そして、ムササビプレスを狙うが、裕次郎は両膝を立てて迎撃し、パワースラム、ラリアットで逆襲。
トレイン攻撃から裕次郎がAKIRAを抱え上げると、田口はコーナー最上段へ。合体技を狙うが、ライガーが裕次郎へランニング掌底。救出されたAKIRAはロープに乗った田口に雪崩式ブレーンバスターを決める。
ライガーから串刺し掌底、AKIRAから延髄斬りを食らった裕次郎だったが、ブレーンバスターでライガーで投げ飛ばす。ここでAKIRAが裕次郎にミサイルキックを放つと、田口がAKIRAへスワンダイブミサイルキック、ライガーに三角飛びプランチャを決め、裕次郎をアシスト。
AKIRAの逆さ押さえ込みをカウント2で返した裕次郎は、パワースラムを狙う。しかし、AKIRAはDDTで上手く切り返し、ムササビプレス。これで裕次郎から3カウントを奪い、レジェンドが勝利した。

COMMENT

AKIRA「サムライジムか……（エル・）サムライとも早く試合したいなぁ。でも、スゲェなアイツら。やられた。成長しているなんて、言ってられないね。面白かった。またガッツリやりたいね。ありがとうございました、ライガーさん」
ライガー「AKIRAとタッグで何も怖いものはない。今までのパートナーの中でベストかもしれないね。そのベストのAKIRAと組んでいるのに、なぜ（ディック）東郷とTAKAみちのくの持つIWGP Jr.タッグチャンピオンベルトに挑戦させないんだ？何度も言っているぞ。何が不満なんだ？今日は田口のチームから獲っているんだぞ。何が不服なんだ？新日本プロレスは何をしているんだ？ドームの事が優先か？それはそれで結構だ。だが、選手が熱い気持ちを持っている内にそのカードを組むのも、会社の努めじゃないか？もし稔とデヴィットも挑戦を表明しているのなら、決定戦をすればいいんだよ。勝ったチームがTAKAと東郷から、新日本プロレスのIWGP Jr.タッグベルトを獲り返せばいい。それは誰だ？俺とAKIRAだ。他に誰かいるか？何度も同じ事を言わせるな！何が俺たちに足りないんだ？語ってくれよ！それで俺たちが納得したら、潔く身を引くわ。それだけの材料があるか？ファンのみんなもそう思うだろ？今日の会場を見てみろ。誰を支持している？どちらのチームを支持している？新日本プロレス、目はあるんだろ？耳もあるんだろ？あとはその口で、ライガー、AKIRA組を挑戦させるって、それだけ言えばいいんだよ」

田口「悔しいけど巧い。さすがという感じ、やってて。(井上からIWGP Jr.を)防衛して(1/4東京)ドームでライガー（と防衛戦をやる）。ドームしか無いんじゃないですか、IWGP Jr.のベルトに関して言えばチャンピオンである僕が言うんですから。大阪で防衛しますから、ライガー戦を組めと会社に言います。井上亘がいい事を言っていた。メキシコに行って何かに気付いた井上亘が、コメントで僕に気付かせてくれた事がある。メキシコに行って変わって帰ってきたと思っていた、僕は。井上は変わったとは一言も言ってない。メキシコで気付くものがあって、それでやれると信じて帰ってきたと。変わったと言っているのであれば、4ヶ月で変わる訳が無い。実際、そんな変わっている気もしない。それが何かに気付いたというのであれば話は別で、僕は4月の大阪でやった稔戦(4/13)で、あの試合で僕は何かに気付いたんですよ。あの試合で気付いたから、今の僕があるんですよ。気付いたら変わるんですよ。突然、その試合で気付く時もあるし。今日の内藤戦も控え室で見ていたけど、別に変わったとは思わない」

※ここで田口とライガーが遭遇する
ライガー「オイ、田口！いつまでもチャンピオンでいられると思うなよ！井上？関係あるか！俺がお前のベルトを必ず奪ってやるからな！タッグチャンピオンと（併せて）俺が二冠王だ！レジェンドをなめるなよ！ベルトを巻いてせいぜい待っておけ！」
田口「井上戦が終わったら、お前を名指しで指名してやるぞ。挑戦して来いよ。向こうにああいう風に言われたら僕は大阪で防衛するまで。いつでも狙って来い。それだけ価値のあるベルトだから」
※裕次郎はノーコメント

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