メインイベント終了後、ローラーがSTRONG無差別級ベルトを持ち、勝ち名乗りを受ける。そして、ラッシュがリングを降りると、自ら拍手を送った。
その後、ラッシュがセコンドの肩を借りて退場すると、客席から「リオ・ラッシュ」コールが起きる。すると、その後姿を見たローラーが、「今日の対戦相手リオ・ラッシュだ」とマイクで話し、そのまま大演説を行なった。
ローラー「ほかにまともな挑戦者はいないのか!? (※ベルトを掲げながら)俺こそがSTRONG無差別級王者“FILTHY”トム・ローラーだ。毎週『NJPW STRONG』の放送後は、ある話題で持ち切りになっている。それはTEAM FILTHYの個々のメンバーについてか、ユニット全体についての話だ。俺たちは最強のユニットで、俺は史上最長の在位期間を誇るチャンピオンだからな。誰も俺の王座に挑戦しに出てこないじゃないか。次の挑戦者は誰だ!? レジェンドか!? 昔の選手か!? それともヤングライオンか!? それとも他団体のヤツか!? 次はいったい誰が世界最強の男を相手に負けることになるんだろうな!?」
ここでローラーはベルトを足元へ置き、自信たっぷりに両手を広げる。すると、背後から成田蓮が登場し、リングへのぼってローラーへ急接近。両者は額を突きつけて激しく睨み合う。
その後、ローラーが突き飛ばして距離を取ると、成田は黙って指を刺して仁王立ちになる。そして、再びマイクアピールを開始。
ローラー「お前か…!? お前は俺がチャンピオンになる前にすでに倒している。俺は強いヤツの挑戦しか受け付けない。道場に戻ってもう少し練習が必要だな。もっとスクワットやブリッジをして来い。シバタ(柴田勝頼)からもう少し学んで、もし俺に負ける器の男になることができたなら、闘ってやらんこともない」
ここでローラーがマイクを向けると、成田はそれを振り払って強烈なフロントハイキックをお見舞い。吹き飛んだローラーを踏みつけると、ベルトを投げ捨てて姿を消した。