7月16日(水)新日本プロレス道場にて、『G1 CLIMAX 24』決勝の西武ドームに向けて、公開練習を実施した。
30度を超える猛暑の中、永田が“仮想西武ドーム”と題して挑んだ今回の公式練習。新日本プロレス道場内で、なんとストーブを焚き、自ら室内温度40度を超える灼熱地獄に身を投じた。
この異常な暑さに、取材中の報道陣も倒れる寸前という危険な状況下、永田は黙々と縄跳び・ダンベル上げ・ミット打ち・スパーリングのトレーニングメニューを敢行!!
前代未聞の“灼熱”の練習に「ボクらが高校の時、インターハイで優勝したレスリングのチームと高校とかは、暑い道場にストーブを焚いて、高校生は塩を舐めながら練習したもんです」と自らの思い出を振り返った。
46歳の永田にとっては大変過酷練習なハズの練習だが、「16年連続16回目の出場という連続記録という上で、『G1』を勝ち抜いて、最後西武ドームで優勝する!」、「46歳・アンチエイジングっていうものを世の中に広める!」とキッパリ。大きな野望を語った。
そして練習後には、大量の汗をかきながら、アツアツのCoCo壱番屋☓新日本プロレスリングコラボメニュー『真夏の祭典カレー』を完食!! 暑さと辛さを一気に克服した永田裕志に死角なし……!!
■公開練習後の永田裕志のコメント
——西武ドーム対策ということで、この猛暑特訓を選んだ意気込みをお願いします。
永田「約3週間にわたる今年の『G1 CLIMAX』。北は北海道から始まって、大阪高松行って横浜、そして最後は西武ドームと、3週間にわたる超強行日程っていうのは、これが世に出たときに、やはり選手サイドや関係者、ファンの方から『とにかく西武ドームが暑い』と。それから『この日程は大変だ』と、うちの選手のみならず、他団体の選手の口からも出てますし。当然ファンの皆様からも出てる中で、今年で16年連続16回目の出場という連続記録という上では、永田裕志はこの46にして新記録達成という中で、その永田裕志がその超強行なスケジュールをあえて臨むところだという思いに駆られてですね、こういう強行日程だからこそ、あえてそこに元気いっぱい臨んでですね、勝ち抜いて最後で西武ドームで優勝すると、そういう大きな目標を掲げることで、46アンチエイジングっていうものをですね、改めてこの『G1』で世に広めようじゃないかと、正々堂々正面から受け止めてやろうじゃないかという決意のもと、『G1 CLIMAX』を望むうえで、あえてね、非現代的な暑い中での特訓を思いついた次第です。今どき、こういう無茶な特訓ってのは普通ありえない。『無謀だ』、『バカだ』っていうような。『そんな暑いところでやるよりもっと涼しいところで、練習内容の効率を上げたほうが良いんじゃないか』という世の中の声もある中で、しかし設備が完備された現代社会の中で、あえて西武ドームがファイナルという無茶なスケジュールなわけですよ。そこに非現代的っていう理屈は当てはまらないというが、今年の『G1』に出るボクの持論で。あえてこの練習を西武ドーム特訓という形でね。これさえクリアすれば、北海道から大阪、四国、高松までどの会場でも楽にいけるんじゃないかと。これが完璧にできればということで、今日皆さん披露しました」
——涼しい札幌から始まり、徐々に暑いところに行って、最後は西武ドームということで、一番暑さ対策が問われる中で、巡業の移動中もあえて厚着をしたりしての暑さ対策も考えてますか?
永田「そこまではやらないですよ(笑)。リラックスするときはリラックスすると。やるときはやると。これに慣れちゃえば、十分西武ドームも大丈夫だと。例年、多摩川の土手をジャイアンツグランドまで行って帰ってくるという3キロちょいのランニングをこなすことで、過去の『G1』っていうのはどんな猛暑でもある意味楽に闘うことができたと、コンディション的にはね。そういう思いがあるなかでね、あえてハードルをちょっと上げることで、トレーニングの上ではこのただでさえ灼熱の昔から有名な新日本道場の中にあえてストーブを焚いてやるという、こういう無茶なことをやってみたわけでして。これさえクリアすればどんな会場においても、どんなに暑くても楽にできるなと。昔ボクらが高校の時、インターハイで優勝したレスリングのチームと高校とかは、まぁ20年30年前の話ですけれど、暑い道場にストーブを焚いて、高校生は塩を舐めながら練習したと。そうやって暑さ対策をしたっていうこともありますけれども。まぁこれだけ近代的な設備が整えた会場が21世紀にもなってたくさんある中で、『G1』のファイナルは西武ドームなんて暑くしてしかたがないところでやるという上では、こういう非科学的な特訓というのも、あえて見直されていくべきじゃないのかなと思いましたね。やるときはやる、休むときは休む。その切り替えは必要かなと思いますね」
——暑さだけでなく、今回の『G1』は異例の3週間という長丁場ですが、年齢的にも46歳というのはキツイと言われている中で、最後に生き残るのは3週間の乗り切り方だと思いますが、その点に関しては熟知されていますか?
永田「まぁそうですね。3週間っていうのはある意味ボク自身も未知なロングスケジュールだから、そういうものが組み込まれれば、それをあえて臨むところだと。正面で受け止めるのは世にアンチエイジングを広めるうえではね、本当に自分的には大きなことだと思うので」
——当然全員が未体験ゾーンなので、当然怪我とか体調不良とか、脱落する選手が出てくるんではないかと予想されてますが、最後まで生き残って西武ドームのリングに上がるのは自分だと思いますか?
永田「そうですね。その通りです。気持ちはね。そういう気持ちで臨むとおのずと結果はついてくる」
——永田選手は中高年の代表として負けらないという意識は強いですか?
永田「まぁボク自身は気力も体力もなければ、なんとか乗り切ろうっていう気持ちになるでしょうけど、そういう上でだったら、ボクは『G1』出場を辞退しますし。自分はまだまだ優勝を勝ち取れるっていう自信があるうえで、だったら無茶なことをしても臨んで優勝してやろうという思いが強いので。中高年とか言われますけど、いろんなとこで言ってますけど、オリンピック選手なり各スポーツ界で選手寿命というのが非常に上がっている。それはトレーニング方法、栄養の取り方、休養の取り方、そういうものが進化してる中で、それをプロレス界で堂々と『G1』という舞台でね、永田裕志が証明してやろうっていうのが大きな狙いですね。周りの目が46っていうと、『その年で?』って言われ方するのがね。今46ですけど、数年ぐらい前からそういう見方をされるの非常にしゃくで。『まだできるのに』っていう思いがボク自身非常に強いなかでね、あえて46でも、来年47、48でも自分の気力体力があるうちはドンドン過酷な条件に臨んでいこうっていう思いがあるわけでね」
■公開練習後、CoCo壱番屋☓新日本プロレスリングコラボメニュー『真夏の祭典カレー』を完食してのコメント
永田「こうやってエネルギーを放出したからには、豊富なエネルギーを補給しなきゃいけないという意味では、真夏の祭典カレーは最高ですね」
撮影/山本正二
※フィーチャーフォンではご覧いただけません。
■『G1 CLIMAX 24』日程
7月21日(月・祝)15:00〜 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる<開幕戦>
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7月23日(水)18:30〜 青森・青森県武道館
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7月25日(金)19:00〜 山形・山形市総合スポーツセンター
7月26日(土)17:00〜 秋田・秋田県立体育館
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7月28日(月)18:30〜 宮城・仙台サンプラザホール
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7月31日(木)18:30〜 静岡・アクトシティ浜松
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8月1日(金)18:30〜 東京・後楽園ホール
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8月3日(日)17:00〜 大阪・大阪府立体育会館〜BODY MAKER コロシアム〜
8月4日(月)18:30〜 愛知・愛知県体育館
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8月6日(水)19:00〜 香川・高松市総合体育館 第一競技場
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8月8日(金)18:30〜 神奈川・横浜文化体育館
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8月10日(日)15:00〜 埼玉・西武ドーム<優勝決定戦>
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