4月20日(金)、都内にあるホテルで、全日本プロレスが記者会見が行われ、明日の後楽園大会より開幕する『40th Anniversary Year GAORA SPECIAL 2012 チャンピオン・カーニバル』出場全選手が出席。新日本プロレスより参戦する永田裕志も出席し、意気込みを述べた。
昨年度覇者である永田だが、2月より抗争をしている河野真幸からは「自分の『チャンピオン・カーニバル』は5月4日の永田裕志戦。それが全てだと思っている」、そして新日本時代の後輩で、明日の開幕戦で激突するKENSOからも、「明日、情熱を持って、永田裕志さん、新日本のバカ野郎とビチッと闘いたいと思います」と、標的として名指し。大モテ状態で明日の開幕戦を迎える。
【永田裕志のコメント】
永田 「はい、新日本の永田裕志です。今、この会見に臨んで感じましたのは、三冠の奪回に向けて、内田(雅之)社長をはじめ、全日本プロレスの選手、社員、ファンみんなが一つになっていると感じました。そこに参加する意義は、みんなの思いを嘲笑うかのような結末にすることだなと、たった今感じましたので、そうここに宣言させてもらいます」
──かなり名前が出たが?
永田 「ちょっと先ほどの発言を訂正をしなきゃいけないかなと。今、全日本プロレスが一つになって、三冠ヘビー級ベルトの奪還にいっているなと思ったんですが、どうやら、2月から参戦した爪痕というのが、河野選手以外の選手にも、傷跡がうまくついて、少しずつ僕に矛先が向いてきているなという感じがしました。この全日本プロレスの怒りとかそういうものを全て受け止めるつもりで、2月から参戦しておりますが、その怒りとか憎しみとか、そういうものを全て受け止められるシチュエーションというのは、やはり『チャンピオン・カーニバル』に優勝して、三冠ヘビー級ベルトを懸けて秋山準選手と闘って、勝って、そしてもうじき復帰されであろう船木(誠勝)と闘うのが、ホントの意味で全日本プロレスが一つになって、矛先がこっちに来ることなんじゃないかなとふと感じました」
──開幕戦でKENSOと闘いますが、どんな印象?
永田 「印象ですか? 昔、闘ったことがあるKENSO選手とは全くの別人という印象ですね。ただ、なんだかんだ言いながらも、全日本プロレスを少しでも世間に浸透させようと、いろんな視点でアピールしているという努力を凄く買っていますね。あとは試合が明日闘って素晴らしいものになれば、さらに彼の思いは世間に伝えわるんじゃないでしょうか?」
──同じブロックでマークする選手は?
永田 「明日、闘うKENSO選手然り、みんな意味のある選手。ただ、一番個人的に楽しみにしてるのは、こういう機会じゃないきゃ当たれたない関本(大介)選手ですね」
(写真撮影:山本正二)
永田選手が出場する大会、およびシリーズ日程は下記まで。
全日本プロレス公式サイト(PCのみ)
http://www.all-japan.co.jp
- 2012.4.20
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