座間大会に緊急出場したTAJIRIが棚橋を再挑発!“USAマシン”も出現!
先日、ポルトガルから突然、棚橋弘至宛の手紙を送ったTAJIRI。だが、その挑発に「忙しいんで」とまったく相手にしていない棚橋弘至。この状況に苛立ったのか、10月24日(土)の特別興行『Camp Zama SlamFest』にTAJIRIが突如、緊急参戦。試合後は、棚橋へ再度、挑発的なコメントを投げかけた。
自他ともに認める“世界のスーパースター”TAJIRIは、セミファイナルに登場。座間キャンプというアメリカンな場所での試合にヤル気充分。入場では、一部の観客からブーイングを送られたものの、会場からは大きな声援も集めた。
相手は、スーパー・ストロング・マシン。マシンは、この日の入場式で、アメリカ国旗を振って入場するなど、日米友好を独自アピールしていたが、なんと試合中には、おもむろに自らのマスクをはずすポーズ。
そして、通常のマシンマスクの下から出てきたのは、星条旗をあしらったUSA仕様のマシンマスク! この粋なサプライズに場内からは「USA!」コールが爆発。
一転、ブーイングを送られるTAJIRIは、マシンを場外に引き回すが、リングサイドのちびっ子を中心に、足を踏み鳴らしての「USA!」コールが大爆発! この後押しで、一気に勝利を狙ったマシンだったが、最後はTAJIRIの一瞬の毒霧噴射が炸裂! 即効で試合を決めたTAJIRIだった。試合後、TAJIRIは棚橋に向けて、またもや挑発的なコメントを出している。
■TAJIRI選手のコメント(一問一答)
——試合を振り返って
TAJIRI「いや〜、会場に入ってきた瞬間に、僕に対して大ブーイングを飛ばしている一団がいて、それだけ僕のことをよく知ってるんですよね。やっぱりアメリカ時代の立ち位置は、ヒールだったんだな、ってことがわかりました」
——そういう中でもマシン相手にキッチリ勝ったが?
TAJIRI「僕は例によって、ブーイングくらい浴びないと、みんなに嫉妬されちゃうくらいレベルの高い、棚橋弘至よりもレベルの高い人間ですから。これぐらいでちょうどいい。ただ、実力は正直なモンであのスーパー・ストロング・マシンをもっても僕の牙城を崩すこともできなかった! ……もう、いまさら棚橋くんもどうかな? ってぐらいの気持ちも出てきたよね(笑)。ま、せっかく身体を 直したんだし、またやってあげてもいいよって。この前、手紙を送って、何もお返事がないんですが。字が書けないのかな? それかビビッて僕に対して口も聞けないとか?」
——棚橋選手は「中邑戦があるので、忙しい」と。
TAJIRI「あ、そう? でも、忙しいフリをしている人ってたいしたことないじゃん? なんか浮気相手の女に『なんでメールしてこないの?』って言われて、『忙しいんだよ!』って言ってるダメなヤツいるじゃないですか? それだな、アイツは」
——対棚橋戦への意欲は?
TAJIRI「まぁ、一回チャンスを与えて上げないとかわいそうだから。とりあえず、才能ある子であることは間違いないから。そこは伸ばしてあげたいな、と」
——棚橋さんは「自称・100年に1人の逸材」ですが。
TAJIRI「でも、僕は一回闘って一勝してるから、勝率は100パーセント。100パーセントの天才ですよ、僕なんか。しかも今日もこういう場所の反応を見ても、日本のレスラーで知られているのは僕だけじゃないっすか?(笑)」
——棚橋vs中邑戦の勝敗への興味は?
TAJIRI「棚橋くんが勝ってベルトを巻いてくれたら、僕は勝率100パーセントだから。間違いなく今度は僕がIWGPチャンピオンですから。これは世界中の身体の小さいレスラー、インディーから這い上がってきたレスラーに自信を与えられると思う。だから、自分だけじゃなく、世の中のために棚橋くんをこらしめてやろうかなって」
——次の参戦のタイミングは?
TAJIRI「まぁ、彼が僕に向き合う勇気を持たないと。逃げてばっかじゃダメだよって。これは演技でも威張って言ってるわけでもなく、心の底からそうとしか思えないんですよ。新日本プロレスファンの皆さん!」