岡田かずちかが闘龍門卒業&新日本入団を発表!/7月22日U・ドラゴン20周年興行 第5試合結果
「ULTIMO DRAGON 20th ANNIVERSARY」
7月22日(日)
東京・後楽園ホール
第5試合
45分1本勝負
6人タッグマッチ
○大原はじめ
TAJIRI
折原昌夫
(13分28秒 Do it! NOW→片エビ固め)
×岡田かずちか
獣神サンダー・ライガー
ミラノコレクションA.T.
=試合経過=
ウルティモ・ドラゴン20周年記念興行に参戦したライガーとミラノは、闘龍門の若きホープ岡田とのトリオで、TAJIRI、折原、大原と対戦。
赤白のコスチュームで登場したライガーとTAJIRIの先発で試合スタート。TAJIRIが握手を求めると、それに応じなかったライガーはTAJIRIの手を蹴り飛ばす。
スピーディーな攻防から、ショルダータックル合戦になると、その合間にTAJIRIは“ハッスルポーズ”。すると、ライガーはTAJIRIをショルダータックルで倒す。だが、TAJIRIはすぐにハンドスプリングエルボーで応戦。互いに一歩も譲らない。
中盤に入ると、岡田がTAJIRI組に捕まってしまう展開に。TAJIRIがエプロンに控えるライガー、ミラノにつば攻撃を見舞う、これに怒ったライガーが田山正雄レフェリーにクレームをつけている隙に、TAJIRIは、折原、大原と共に3人がかりで、岡田にストンピングを連打で浴びせる。
長時間リング上で孤立し、苦しい展開を強いられる岡田だが、ビッグブーツでなんとか大原に反撃。その直後、大原に脚を捕られるが、延髄斬りで脱出し、ようやくライガーとスイッチ。
ライガーは相手チーム全員に掌底を食らわす。場外へ逃れた3人をコーナー最上段からのプランチャで追撃。その直後、ミラノがプランチャ、岡田がトペコンヒーロで続き、TAJIRI組のペースを崩す。
ライガーがダイビングボディプレス、風車式バックブリーカーで折原を攻めると、続いてミラノがリングイン。折原の攻撃をマトリクス(ブリッジ)でかわしたミラノは、トラースキック。
その後、TAJIRIがミラノへトラースキック、岡田がTAJIRIにドロップキック、大原が岡田に膝蹴りと、様々な蹴り技でリング上が入り乱れる。
そんな中、岡田が大原にジャンピングネックブリーカーからジャーマンスープレックスホールドを決めるが、ピンフォールは奪えず。
反撃に出た大原は、岡田にフラップジャック。岡田の顔面がロープ上に落下する寸前、TAJIRIがエプロンからハイキックを浴びせ、続けて折原が浴びせ蹴りでアシスト。そして、大原が“Do it! NOW”で岡田を仕留め、TAJIRI組が勝利した。
試合後、マイクを手にした岡田は、闘龍門を卒業すると発表。今後は、新日本プロレスへ入団し、新天地で闘っていくとファンに報告した。
ファンから暖かい拍手が送られる中、ウルティモ校長から「新日本プロレスは厳しいぞ。頑張れよ」と激励された岡田は、卒業証書を受け取った。
=試合後コメント=
ライガー「(岡田の新日本入団について)今日の試合を見たら分かるように、現時点では全然ダメだ。ウチの若い選手とやっても、歯が立たない。ただ、将来性、彼の持っている財産を評価して期待したい。(岡田に向かって)お前が潰れようが、なにしようが俺は知ったこっちゃない。ただ、俺はお前の将来性にかけている。ウルティモ校長も、それを分かってお前を送り出すんだ。それがどういう意味か、よく考えろ。明日にでも道場へ入れ、いいな。今のままじゃ、ウチの若いヤツの誰にも勝てないぞ」
岡田「はい、よろしくお願いします!」
ミラノ「日本でデビューできなくて、新日本で生き残って、一応頑張っている俺もいるからよ。俺にできんだから、お前にもできるよ。俺もBEST OF THE SUPER Jr.で優勝できて、今度はG1(CLIMAX)に出るんだ。お前は、俺より身長も高い。絶対にできるよ、頑張れ」
岡田「ウルティモ・ドラゴンの名に、闘龍門の名に恥じぬよう、新日本プロレスの一番を目指して頑張りますので、よろしくお願いします」