“最後の大物”曙選手が「G1 CLIMAX 2007」へ参戦!
7月18日、新日本プロレス本社大会議室にて「G1 CLIMAX 2007 〜Winner Take All〜」(以下G1)の記者会見が行なわれ、“第64代横綱”曙選手の初参戦が発表された。
=曙選手のコメント=
「やっと(3月10日幕張大会以来の)復帰戦ができ、とてもワクワクして喜んでいます。やるからには、恥ずかしくない試合内容を目指して行きたい。本当は6月2日の『Dynamite!! USA』(K‐1)で復帰しようと思っていたのですが、色々あってできなかった。そうしたら、蝶野(正洋)さんから『G1』(に出場しないか?)という話をいだきまして。どうせ復帰するなら、新日本の選手が一番きついという大会に出てもいいと思いました。去年は(G1へ出場せずに)外から見ていたけど、今年は中に入って暴れたい。出場者は新日本の横綱級の選手ばかりだけど、やる限りはこれぐらいの相手でなければ意味がない。肌と肌を合わせて、勉強しながら上って行きたい。礼に始まって礼に終わるのも大切だけど、ロープをくぐれば、そこは戦場。とにかく暴れたいです。初戦で当たる永田選手には、技術とかでは全然歯が立たないと思いますけど、勢いだけで勝ちたい。真壁(刀義)選手とやるのは楽しみ。イスを使われたらやり返すつもりです。チェーンを使うなら、自分も何か考えて持って行きますよ。現役の頃使っていた(土俵入りの)“太刀(たち)”とかね。気持ちは100%優勝するつもりでいます。あとは今まで通り、持っている物をもっと磨いて。そんなに器用なことはできないけど、持っている物を全て出せば、負けるわけがないと思う」
曙選手は現在、初代タイガーマスクとして知られる佐山聡氏の下でトレーニングに励んでいる。中でも佐山氏のアドバイスで始めた坂道を使った走り込みは非常に効果があり、スタミナ面の強化に成功。5XLだった服のサイズも4XLにダウンしたという。
「G1」は、新日本プロレス最強の座を懸けた過酷なリーグ戦。出場者は選び抜かれた選手たちであり、初出場の曙選手にとっては不安材料も多い。しかし、それでも「闘いが近づけば、横綱だった頃の気持ちに変わる。思い切り行く。勝つだけじゃなく、内容で印象を残したい」と豊富を語った。
ついに“最後の大物”も登場し、出場全12選手が確定した「G1」。果たして、優勝の栄冠を勝ち取るのは誰か? 灼熱の闘いがいま始まる。
※「G1 CLIMAX 2007」の日程は次のページよりご覧下さい
8月5日(日)
大阪・大阪府立体育会館
16:00試合開始
8月6日(月)
静岡・ツインメッセ静岡
18:30試合開始
8月8日(水)
神奈川・横浜文化体育館
18:30試合開始
8月10日(金)
愛知・愛知県体育館
18:30試合開始
8月11日(土)
東京・両国国技館
18:00試合開始
8月12日(日)
東京・両国国技館
15:00試合開始