いよいよ“春の最強戦士決定戦”『NEW JAPAN CUP 2016』もクライマックス! 3月12日(土)青森で行われる準決勝戦、優勝決定戦を前に、“優勝候補”大本命の内藤哲也が言いたい放題!
■『NEW JAPAN CUP 2016』
3月12日(土)17:00〜青森・新青森県総合運動公園 マエダアリーナ
〜青森朝日放送開局25周年記念事業〜
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※「ロイヤルシート」「アリーナA」は完売となりました。
※当日券は13時より発売
■プレイガイド前売券販売終了日
・チケットぴあ 3月10日(木)23:59
・イープラス 3月11日(金)18:00
・ローソンチケット 3月11日(金)23:29
■俺が決勝の舞台に立つのは間違いない。メインの片方には、もう「内藤哲也」って書いちゃっていいですよ
——さて、内藤哲也選手。『NEW JAPAN CUP』(以下『NJC』)でベスト4まで勝ち残っていますが、ズバリ絶好調なんじゃないですか?
内藤 フフフ。まあ、べつに普通ですよ(ニヤリ)。
——ちなみに新日本公式ツイッターの「『NJC』優勝を期待する選手は?」というアンケートでも、内藤選手がダントツ1位です。
内藤 ああ〜。でも、それはあのメンツを見たら、「誰がどう見ても内藤でしょ?」って話ですよ(自信満々で)。そもそも、俺にとっても新日本プロレス的にも、『NJC』の目玉カードは2回戦でやるはずだった内藤vsEVILだったんだし。
——でも、EVIL選手は1回戦で石井智宏選手に敗退してしまって。
内藤 やっぱり、トーナメントって番狂わせがあるんですねえ。まさか石井が上がってきちゃったもんだから、今回は俺にとってのヤマ場はなくなっちゃいましたよ! 俺にしてみればEVIL戦が事実上の決勝戦だった。あとの準決勝と決勝は消化試合でしかない。まあ、コッチがテンション上がるのは、初めて青森のマエダアリーナのメインアリーナでやるってことくらいかなあ〜。
——会場マニアの内藤哲也選手らしいというか。マエダアリーナの感想は?
内藤 メチャクチャきれいだし、デカいし。まだ、俺は何も設置されてない真っ新な状態しか見てないけど、大会当日にどんな姿に変わるのか、いまから楽しみですよ。フフフ。
——しかも『NJC』決勝は、そのメインで行なわれます。
内藤 俺が決勝の舞台に立つのはもう間違いないので。メインは準決勝の勝者同士って発表されてますけど、片方には「内藤哲也」って書いちゃっていいですよ(笑)。
■矢野がそんなにDVD売りたいなら、入場曲が鳴ったらそのまま売店に直行して、大会終了まで立ってろって
——しかし、そういう相手の油断をついてくるのが、試合巧者の矢野選手というか。
内藤 そうですかね? べつに俺、去年も一昨年の『G1』も、矢野には勝ってるからね(平然と)。
——矢野選手に苦手意識や怖さはないですか?
内藤 まあ、トーナメントには番狂わせもありますから。警戒しないってことはないですけど。矢野通は1〜2回戦とも短時間で勝負をつけてるから、俺との試合でもそういう闘いを仕掛けてくるかもしれない。でも、逆に俺にしてみればラッキーです。青森では2試合しないといけないわけだし、体力温存するためにも、コッチは3秒で終わらせますよ(ニヤリ)。
——決勝に備えて、短期決戦で終わらせるということですね。もし矢野選手がガッチリ、正攻法で来たら?
内藤 でも、そこまで優勝したいって気持ちも見えないしね。そんなにDVD売りたいなら、入場曲が鳴ったらそのまま売店に直行して、大会終了まで立ってろって。そうすればリングアウトになるから(笑)。
——vs矢野戦の必勝法ですね(笑)。ちなみに矢野選手を倒すと、1回戦のYOSHI-HASHI選手、2回戦の石井選手に続いて「CHAOSを三タテ」することになります。
内藤 なるほどねえ……。まあ、ぜひとも矢野選手にはがんばっていただきたいですね。CHAOSにしたって、一人の相手にこれだけ負けたら“恥”ですから(ニヤリ)。
■後藤? 滝に数十秒打たれただけで人間変わって、決勝に上がれるなら、全員同じことしますよ
——そして、決勝では後藤選手とエルガンの勝者と対戦しますが、どちらが上がってくると思いますか?
内藤 これはエルガンですよ(キッパリ)。勝つ気がない人間が勝ち上がれるようなトーナメントじゃないから。滝に数十秒打たれただけで人間変わって、決勝に上がれるなら、全員同じことしますよ。それこそキャプテン・ニュージャパンもやればいい(笑)。
——手厳しいですね。
内藤 だって、後藤が変わったのはコスチュームだけでしょ? そんなヤツが決勝に上がってきちゃダメでしょ? 『NJC』の価値が下がっちゃいますよ。
——逆に戦前から「オカダのベルトに挑戦したい」と発言しているエルガンか
らは、モチベーションを感じますか?
内藤 まあ、新日本と契約もしたんでしょ? それに人気も上昇してるみたいだしね。俺、去年5月のROH遠征のときに、1回だけ当たってるんですよ。
——あのときは熱闘の末、内藤選手が勝利しました。
内藤 エルガンも、新日本の戦いや雰囲気にも慣れてきたんじゃないですか? 俺としては決勝の相手として願ったりってわけではないけど、後藤よりはマシかなって。あの男と決勝で戦うのは青森のお客さんに対しても失礼なので、それよりはエルガンと戦いたいですよ。
——一部のファンや関係者からは、いまの後藤選手はロス・インゴベルナブレス入りする前の内藤選手を見ているようだという声もありますが?
内藤 それ、たしかにいろんなところで聞きますよ、ブーイングを受けてるところが似てるとかさ。でも、みなさん、よく考えてみてくださいよ? 後藤がまともにブーイング受けてたのって、1月30日の後楽園だけでしょ? べつに地方まで広がってないからね。
——俺の場合は違った、と?
内藤 俺は日本中で、しかも長いスパンでしたから。それを同じようには語られたくないですね。「一緒にされちゃ困る」というか、コッチはもっと苦しんだんだから(笑)。でも、苦しんで苦しんで苦しみ抜いたら、ブーイングっていうのは歓声に聞こえてくるんですよ。
——いまや内藤選手はファンの支持も絶大というか、3.4後楽園では大「内藤」コールが鳴り響きました。率直に現在、歓声というものをどう受け止めていますか?
内藤 べつにロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンっていうのは、ベビーでもヒールでもないし、べつにブーイングでも歓声でもなんでもいいけど、いままでの後楽園だと「石井」コールが大きかったイメージはあったから、それを上回る「内藤」コールを聞いてうれしい反面、「いまさらかよ」っていう気持ちはあるけどね。
■『NJC』に優勝した場合、「俺のタイミングで挑戦する」ってことは宣言しておきます。ただ、4月の両国で絶対にやらないとも言ってない。
——いまの気持ちとしては、3.12青森まで待ったなしという感じですか?
内藤 でも、さっきも言ったように、俺にとってこの青森は消化試合でしかないんで。俺は青森よりも先をにらんでますよ(ニヤリ)。
——見据えているものがある、と。
内藤 だからといって残り2試合を手抜きするわけじゃないし、東北にはよくプロモーションも行ってたんで、マエダアリーナは楽しみにしてます。そもそも俺、『NJC』は優勝したことないし。まあ、ちゃんと今回は結果を残して、キッチリ盛り上げますよ。ただ、俺が見てるのはそこだけじゃなく、もっと先なんでね。
——優勝者には4.10両国のメインで、IWGPヘビー、インターコンチ、NEVERのベルトのいずれかの挑戦選択権が与えられますが、内藤選手は3.3後楽園で「俺はそんなトコじゃ挑戦しないよ」というマイクアピールがありました。
内藤 その挑戦権ってのが、優勝者への特権みたいに言われてますけど、よく考えてみてくださいよ。そもそも、普段のシリーズからタイトルに名乗りを上げるレスラーって、そのベルトに興味があるから口にするわけでしょ? だから、好きなタイトルを選べるってことが、そんなに特権なのかって。
——異議を唱えたいわけですね。
内藤 IWGPヘビーをほしいヤツは最初からIWGPヘビーって言うし、それはインターコンチもNEVERもしかり。その要望が通るかどうかはべつだけど、ベルト挑戦を表明するのはいつでもできる話。俺にとっては特権には思えない。むしろどのベルトかっていうよりも、「いつどこでやるか」のほうが重要っていうか。
——それなりの舞台を用意してほしい、と?
内藤 せっかく『NJC』っていう、しっかりした名前のトーナメントなんだから、価値を高める意味でも、優勝者がいつどこで挑戦するか選べたほうが、よっぽど特権なんじゃないかなと。『NJC』って“春の最強戦士決定戦”なんでしょ? 『G1』の場合は決勝戦のあと、一番大きな舞台となるドームで挑戦できる。じゃあ、『NJC』から『G1』までのあいだで、そういう舞台はどこになるか? 両国じゃないでしょ、と。それ大阪城ホールでしょ(ニヤリ)。
——昨年21年ぶりにビッグマッチを開催した大会場ですね。
内藤 まあ、これはあくまで俺の“提案”ですけどね。ただ、俺は『NJC』に優勝した場合、俺のタイミングで挑戦するってことは宣言しておきますよ。
——ただ、すでに両国のメインを王座戦ということで発表しているので……。
内藤 (聞かずに)いまのままだと『NJC』がいつまでたっても、4月の両国の単なる挑戦者決定トーナメントになっちゃうよって。だったら、『INVASION ATAACK 挑戦者・決定トーナメント』に名前変えたほうがいいんじゃないの? まあ、でも4月の両国で絶対にやらないとは言ってないんでね。
——じゃあ、可能性は残っている、と。
内藤 4月の両国でやるのかやらないのか、その答えは……トランキーロですよ。ヘッヘッヘ! まあ、まずは東北のみなさん! 青森でこの俺が『NJC』に初優勝するところをシッカリとお見せしますんで、ぜひ会場に来て来てください(ニヤリ)。
3月12日(土)17:00〜青森・新青森県総合運動公園 マエダアリーナ
〜青森朝日放送開局25周年記念事業〜
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※「ロイヤルシート」「アリーナA」は完売となりました。
※当日券は13時より発売
■プレイガイド前売券販売終了日
・チケットぴあ 3月10日(木)23:59
・イープラス 3月11日(金)18:00
・ローソンチケット 3月11日(金)23:29