1月21日、棚橋弘至選手が精力的に次回ビッグマッチとなる2.11大阪「THE NEW BIGINNING in OSAKA」のプロモーション活動を敢行した。
まずは午前中に大阪市福島区のABC朝日放送へ向かい、「柴田博のほたるまち旅行社」にゲスト出演収録。
引き続きAM局では初の冠番組となる「棚橋弘至のカウント2.99」でメインパーソナリティーを担当。
角田龍平弁護士との共演となったが、この意外な顔合わせがなぜ実現したかは、後日オンエアされる番組をチェックのこと。
2番組の収録を終えると、大阪市中央区のFM OSAKAに場所を移し、「遠藤淳のYou've Got a Radio」の年明けからスタートした新コーナー「プロレスニュース」初のゲストとして出演。ディープな話題で盛り上がった。
そしてABCにUターン。「武田和歌子のぴたっと。」に生出演。同番組には1年2カ月ぶりの出演とあって、前夜の「CMLL FANTASTICA MANIA」大阪大会、1.4東京ドーム「WRESTLE KINGDOM 10」からトークはスタート。
残念ながらベルト奪回ならず、丸腰での出演となったが、早くも「負けてしまったけど、東京ドーム6年連続メインイベントの記録は継続してますから。それを7年に延ばすためにも、今から2017年1月4日のメインイベントを目指してますし、そのためにどうしていけばいいかを長いスパンで考えてます」と今年の目標を語った。
新日本プロレスの顔として中邑真輔選手の退団をどのように受け止めているかは気になるところ。それに関しては、「棚橋・中邑、2人いて今(の新日本プロレス)がある。中邑がいなかったら、今の自分はいなかっただろうっていう思いがあるんで、彼に対しては特別な思いがありますね。昔、パートナーとしてタッグを組んでた時も、自分はもっと長くやりたいなと思ってたんですけど、先輩・後輩の関係は超えられなかった」と語った。
「もっと盛り上げていきたいし、中邑がいなくなった分をどう補っていくかが新日本プロレスの課題」と棚橋選手。
空位となったIWGPインターコンチネンタルのベルトに関しては、「興味ないことはないけど、中邑真輔の色がついているので(価値観を変えるのは)難しいですね」と様子を見ている感じ。
その一方、丸腰になったことでIWGPヘビー級はもちろんだが「いろんなことができる、自由にできる状態になった」とIWGPタッグ、NEVERも視野に入れていることを明かした。
「今、一番闘いたい相手は?」の問いには、「こういう状況になってみると、中邑ともっと闘いたかった」との思いも。
「ドラえもん」のエンディングに登場するようになって、最近は小学生からも声をかけられるようになったという棚橋選手。「プロレスへの間口は広い方がいいんで」と、今後も“広報担当”として多方面のジャンルへの進出を誓った。
新春の出演らしく“初夢”として挙げたのは「試合後のエアギターで天井からギターが下りてきて“生ギター”でのパフォーマンスをすること」。すでにギターの練習を始めているという。
最後は2.11大阪「THE NEW BIGINNING in OSAKA」だけでなく、6月19日に決まった2年連続の大阪城ホール大会もアピール。「去年は21年振りということでご祝儀的な意味合いもあったと思います。だから2年目の今年が勝負。新日本のビッグマッチは“東の東京ドーム、西の大阪城ホール”となるように」と全力投球を誓い、「愛してま〜す!」の叫びでゲスト出演を終えた。
■『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
2月11日(木・祝)17:00〜大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
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