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“闘い詣のイッテンヨン”までいよいよカウントダウンスタート!! 今回は、オープニングマッチの第一試合で、世界レベルのジュニアタッグ4WAY戦、王座奪回戦に挑む、KUSHIDAインタビュー!!
こちらでは、インタビュー前半を「無料」でお届け!!
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■シェリーはデビュー戦が4WAYマッチ、いろんなアイデアをすごく持ってるんですよ
——さて、KUSHIDAさん。2015年 の東京ドーム大会でも、前年に続いてタッグ4WAYで のIWGPジュ ニアタッグ・タイトルマッチに決まりました。
KUSHIDA ハイ。前回と違うのは、TAKA&タイチが抜けて、代わりにROH（ボ ビー・フィッシュ&カイル・オライリー）が入ったことで、世界からの注目度の高さが桁違いに高まったという点でしょうね。
——2014年の新日本ジュニアはタッグが相当盛り上がってましたから。
KUSHIDA ええ。この1年、この4チームが結果と内容を残してきてますんで、1.4東京ドームはその総決算という感じですね。
——この1年、タッグでの3WAYは 何度かありましたが、3WAYと4WAYで は闘い方は変わる？
KUSHIDA う〜ん。そんなに変わらないですけど、通常のタッグマッチ同様タッチ権利が認められているので、いかに良いタイミングでタッチを貰うか、奪うか…という争いが勝負のポイントですね。あと（アレックス・）シェリーはデビュー戦が4WAYマッチだったというぐらいなんで、 同時に複数の選手にダメージを与える技や動きといったアイデアをすごく持ってるんですよ。
——シェリーはデビュー戦 から4WAYでしたか！
KUSHIDA そういうスペシャリストのシェリーが常に隣にいるのは心強いですね。
——しかもシェリー選手はTNAのXディビジョンで変則的な試合を何度も経験して、そのアイデアに磨きをかけてますからね。
KUSHIDA シェリーはそれで一時代を築いてますからね。あの頃もだいたい、オープニングマッチでTNAのPPVを盛り上げて。それだけ大事な試合を任されてきたということですし
■KUSHIDAと オライリーにしかできない攻防がある。やっててスリリング、非常に楽しい
——今やメディア環境も大きく変わって、イッテンヨンは世界が注目する大会になりました。海外のファンも注目する大会の第1試合だけに、責任も重大です。
KUSHIDA しかも今はタイムラグもないですからね。この前、ROHニュー ヨーク大会に行きましたけど、レスラーもファンも同時進行で新日本で行われてたワールドタッグリーグ戦の得点状況も知ってましたし、ボクがマリア・ケネリスと絡んだ試合についても話してきましたから。
——そのROH勢がIWGPジュニアタッグのベルトを 持ってます。王者チームの実力は？
KUSHIDA フィッシュは来日経験も豊富なんで、常に落ち着いてますね。キャリアから来る力強さも感じますし。オライリーは若いけど素晴らしい選 手。MMA（総合格闘技）スタイルで、打撃の強さ、寝技の強さも持ち合わせていて、非常にボク好みの選手です。
——KUSHIDA選手は空中技に目が行きがちですけど、高田道場仕込みのグラウンドでの関節技や柔術テクニックもベースにありますからね。
KUSHIDA ハイ。大阪のタイトルマッチ（11.8） もニューヨークでのタイトルマッチ（ROH12.7） も、序盤はオライリーと関節の取り合いをしたんで す けど、確かな実力を持ってましたね。KUSHIDAと オライリーにしかできない攻防がそこにあって、やっててスリリングだし、非常に楽しいですね。
——じゃあ、オライリーとはシングルでじっくりと闘いたい？
KUSHIDA ええ。ホント、彼とはシングルで闘ってみたいです。新日本でもROHでもいいですから。
——ヤングバックスにしろ、reDRagonにしろ、ジュニアタッグトーナメントで優勝して、そのままベルトまで奪っていくという流れになってますが。
KUSHIDA まぁ、世界は広いってことですよ。特に両チームともROHか ら来てるんでね、これから新日本に上がろうと目論んでいるチームがROHにはゴロゴロいるでしょう。
——たしかに新日本を狙ってる選手は多いでしょうね。その分、競争率は高くなりますけど。
KUSHIDA この東京ドームの4WAYは、2015年1月4日しか集まれないメンバー。ジュニアタッグに限らず、タッグの歴史に残る闘いになると思います。これは新日本だけでなく、世界中のリングを見渡しても、そう言い切れます。今から、この4チームに割って入るのは難しいと思いますよ。
■ほんのちょっとだけど見方が変わってきた。ジュニアタッグに風が吹いてきたかな、と
——ここまで高度な闘いになってくると、技術だけでなく頭も問われてきます。
KUSHIDA ボクとしてはヘビーとジュニアを引っ繰り返したい一心で、結果も内容も「一つもコケられない」という状況で2014 年 をスタートして。ほんのちょっとですけど見方が変わってきて、ジュニアタッグに風が吹いてきたかな、と。
——たしかにそうですね。
KUSHIDA だから2014年 をステップに、ジュニアタッグでビッグマッチのメインを張るまでにタイムスプリッターズがベルトの価値を上げていきたい。その第一歩として東京ドームでベルトを獲ります。
——ただ、この4WAYを 闘う4チームは完成されたコンビでなく、いずれも発展途上にあるのが特徴です。
KUSHIDA ええ。ボク以外全員外国人ということは、海外からの注目度もメインに引けをとらない。ここでベルトを獲れば、ボクの評価も上がるし、 海外からももっとお呼びがかかると（ニヤリ）。
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