それだけに2人の息はピッタリで、表彰式後の対談は大いに盛り上がった。その中で高島市長は、「プロレスを見ると、自分にない力をもらったような気がして、気持ちが凄く強くなる。これは凄く大事なことだと思うんです」とコメント。「レスリングどんたく2011」の会場に来ることで、震災の被災者たちに“明日へ向かって行く力”を受け取って欲しいと力説した。
また高島市長は、3日から同市で開催される「博多どんたく港まつり」の歴史を紐解き、太平洋戦争で中断していた祭りが戦後に「博多復興祭」として復活したこと(1946年)を説明。その上で「今年の“どんたく”は、プロレスに夢と希望をメチャクチャ与えて欲しいんです!」と、ライガー選手に熱弁した。
これに対してライガー選手も、「自分たちも一緒になって沈んでいたら、日本全体が沈んでしまう。見ている人たちに元気を出してもらうためにも、今まで以上に熱いファイトをします」と呼応。
「プロレスで元気を!」を合言葉に、新日本プロレスと福岡市の強力タッグは、さらに強固なものとなった。
- 2011.5.2
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