12月8日、東京スポーツ新聞社が制定する「プロレス大賞」の選考会が行われ、プリンス・デヴィット選手&田口隆祐選手が、10月11日両国大会のIWGP Jr.タッグ戦で年間最高試合賞(ベストバウト)を受賞!
このほか、「G1 TAG LEAGUE」で旋風を巻き起こした中西学&ストロングマンが最優秀タッグチーム賞、第55代IWGPヘビー級王者の小島聡選手が敢闘賞を受賞。また、今年惜しまれつつ亡くなられた山本小鉄さん、星野勘太郎さんが、特別功労賞を受賞した。
なお、1974年から続く「プロレス大賞」で、Jr.タッグの試合がベストバウトに選ばれることは初の快挙となる。
■プリンス・デヴィット&田口隆祐【年間最高試合賞】
※10月11日両国国技館 IWGP Jr.タッグ級選手権試合(VS飯伏幸太&ケニー・オメガ)
田口「『今年、1番凄い試合をした』ということで選んでいただき、結果は負けてしまったんですけど、そういう試合にすることができた。また、そういう試合にかかわることができたということで、凄く興奮し、驚きました。『プロレス大賞』に自分の名前を刻むことができるとは思ってもいなかったし、ましてやベストバウトに選ばれるなんて考えてもいなかったので、本当に驚いています。ただ、本当にうれしいです。今年のプロレス界全体で1番ですから。そこに名前を刻むというのは、ベルトを獲ることと同じぐらい難しいことだと思うんで。
いい試合がいっぱいある中で1番を獲れたというのは、これからの励みになりますし、信じられないというのが率直な感想です。僕らは結成してから2年近くなんですけど、毎試合積み重ねてきたものが、試合で評価されたと思います。やっぱり、飯伏選手、オメガ選手と試合をすることで、お互いに1試合ずつ刺激し合えたというか。そういう積み重ねがあってこういうことになったと思う。自分たちの力だけではなく、相手の力があってこそ獲れた賞だと思いますので、今後もまた4人で絡むことがあれば、さらにプロレス界の歴史に残るような試合をしていきたい。僕の中でも、大事にしていきたいですね」
デヴィット「非常に光栄な賞をいただき、とてもうれしく思っています。試合は負けてしまったのですが、次の機会があればベルトを獲り戻したいと考えています。タグチさんが言うように、今年のたくさんの試合の中で1番に選ばれたことは非常に光栄。自分の中でも勝った試合、負けた試合と色々ありましたが、中でもこれは4人でとてもいい試合ができたと確信しています。Jr.タッグの試合がベストバウトになるのは1974年以来初ということを聞き、非常に驚きました。全体で言えば、東京ドーム大会やG1 CLIMAXなど、ヘビー級の選手が絡む大きな試合があったわけですが、それらを押しのけて僕らが選ばれ、非常に光栄です。ほかの新日本のみんなも凄く頑張ってるし、その中で自分が賞を獲れたことはとてもファンタスティックなことだと感じています」
- 2010.12.9
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