「新日本と真壁は一緒に沈没する!」“挑戦者”力皇、真壁を徹底的にコキ下ろす!
5月26日、新日本プロレス事務所にて6月19 日に大阪府立体育館の『DOMINION 619』で開催される、IWGPヘビー級選手権・真壁刀義vs力皇猛の調印式が行われた。
ここまでは、おもに真壁からの執拗な“口撃”が目立った両者だったが、今回の会見では力皇が正面きって、真壁を挑発三昧! これに不敵な笑顔で応える真壁という構図となった。
■挑戦者・力皇猛のコメント
「(着席したまま真壁のほうへ身を乗り出し、指を指して)オイ、おまえも含めてだけどよ、聞いとけよ、そこのクソヤロー! まだわかってねぇから言ってやるけどよ、新日本がノアより下ってこと、まだわかってねぇコイツら。
あ? ジュニアのベルトを獲られっぱなしで、いつまで経ってもとり返せねぇでいる。違うか? ついでにオレがヘビーのベルトを取りにきたら、コイツがチャンピオンか? この雑草ヤローが?
これが新日本最後の砦か、おまえら? 6月19日はな、新日本沈没という歴史的な日になる。そしてコイツは新日本を沈没させた歴史的なチャンピオンになるんだよ。(真壁に向かって)覚悟しとけよ? わかってんのか?」
■王者・真壁刀義のコメント
「……ま、当初よ、『組まれてるから、やります』オーラ丸出しのコメントでよ。なんだろな? 『動かざること山のごとし』か? それ気取ってるようなタコスケだと思ったけどよ? 言うじゃねぇか? おもしれぇよ。だいたいよ? ココにいるってことはほかのノアのヤツとは、はるかによ、格が違うってこった。それだけは認めてやる。
だけどな、ココにいるから以上はよ、オレが叩き潰す意味が出てきたよな? 当日? “鬼神”となって立ち向かってこいよ、山の不動さんよ? それだけだ!」
■報道陣との一問一答
——力皇選手は、今回の挑戦に関して「一つのステップだ」と発言されてましたが?
力皇「オレにとっては、一つのステップだよ。ノアの中で最近、結果を出してないから。ちょっと弱い新日本に乗り込んで、ジュニアのベルトもノアにあるし、ヘビーのベルトも獲って、一つのアクセサリーをさ、手に入れてさ。
少しでも気分よくさ、次のウチの普通のシリーズを迎えるためにも、それだけの話だよ? 叩き潰すとかどうとか言ってっけど、叩き潰せるわけねーだろが、この雑草が! 逆にこっちが踏み潰してやるよ。引っこ抜いて、そのへんポイと捨ててやるよ!」
——いまの話を聞いて真壁さんは?
真壁「ん? いいんじゃねぇの?(笑)。やっと舌戦になってきたじゃねーか? プロはこうじゃねぇとおもしろねぇ。そんだけだ」
——少しは真壁さんが言う「インパクト」を感じた?
真壁「インパクト? どうだろな? 実際、なんのインパクトも出てねぇだろ? ……ただよ、前哨戦あんだろ?(6月8日(火)ディファ有明大会、19時開始、真壁&本間朋晃vs力皇&モハメド ヨネ) そこでどう出るか? コイツのよ、価値がわかるんじゃねぇの?」
——力皇選手は、前哨戦をどう闘う?
力皇「べつになんもねぇよ、おまえ。勝ってんだよ、俺たち? 一回、あのカードで。結果出してんだよ? 会場、団体が違うだけで。何度やっても一緒だよ! そっちがインパクト残せって! 雑草魂見せてみろって!」
——力皇選手の注意するポイントは?
真壁「注意するポイント? 見たまんまだよ、デケェだけじゃねぇか。ほかに何があるんだよ。それだけだよ」
——身体のぶつかり合いでも負けることはない?
真壁「だからよ? 試合やる前からよ、負けること考えるヤツいねぇだろ? 負・け・ま・せ・んよ。負ける気? 全然ねぇ。さらさらねぇ! こんだけ言やぁ、わかんだろ?」
力皇「……ま、あともう少しのチャンピオン期間? エラそうなこと言わしてやりゃあ、いいんじゃねーの? ハッキリと6月19日で弱ええ新日本、それがわかるんだよ。新日本は沈没する、コイツも一緒に沈没するんだよ! ただ、それだけだ!」
●6/19(土) 『DOMINION 6.19』大阪・大阪府立体育会館大会