「このメンバーが揃うのは最初で最後かもしれない」(蝶野)/10月12日両国大会を目前に、蝶野&武藤&小橋、中西&小島&秋山が揃い踏み!(記事・写真追加)
10月6日(火)、来週12日に開催される蝶野正洋デビュー25周年特別興行「ARISTRIST in 両国国技館」に関する記者会見が新日本プロレス事務所で行なわれた。
この会見には、“闘魂三銃士&旧全日本プロレス四天王”と“第3世代越境トリオ”が激突する「ダブルメインイベントII 蝶野正洋デビュー25周年記念試合」に出場する蝶野選手、武藤敬司選手、小橋建太選手、中西学選手、小島聡選手、秋山準選手が出席。夢の6人タッグマッチへ向けて、それぞれ意気込みを語った。
■蝶野選手のコメント
「あと1週間に迫りました。非常に豪華なメンバーが揃って、色んな話題も飛んで、自分としては満足しています。このそうそうたるメンバーが揃うのはもしかしたら最初で最後かもしれない、というぐらいの組み合わせができて、非常に感謝しています。小橋選手とは、この間の大阪(プロレスリング・ノア10月3日大阪府立体育会館大会)で組ませていただいて、タッグとしていけるなという感じがしました。武藤さんとの連携はもう何年もやっていないですけど、ウチのチームに関しては問題ない。(横から武藤に『信用してないって言ってたじゃん(笑)』と言われ)表面上は信用していないけど(笑)……ほとんど信用していない(笑)。基本的にこっちはいいとこ取りを始めると思うんですけど(笑)、試合的には業界内ではなくてプロレス以外の人たちに今回の大会を発信して観てもらいたい。対戦相手の中西選手も小島選手も秋山選手も、今年に入って一度(シングルの)ベルトを巻いているトップクラスですから。まぁ競い合う点がどこになるかと言えば、もしかしたらプロとしての華の部分かなと。これからプロレス外のところへアピールしていかないといけない。プロレスが持っている華やかさというか、そういう部分が競争になるのかなと思います」
■武藤選手のコメント
「蝶野に信用されてない武藤敬司です(笑)。蝶野の25周年という記念のイベントだから、それなりにお膳立てをして(蝶野に『してくれるの?』と言われて)最後はかっさらっていこうと(笑)。この中で俺が年長者だけど、俺の個人的なテーマは若さ。このそうそうたるメンバーの中で、俺が一番若いということを証明したいと思います」
■小橋選手のコメント
「蝶野さん、25周年おめでとうございます。お祭りのような組み合わせなんですけど、このお祭りを素直に楽しみたいと思います。よろしくお願いします」
■中西選手のコメント
「蝶野さんにとって記念すべき大会と言っていますけど、自分にとっても記念すべき大会なんで。ここから始まる何かがあると思うので。まぁ思いっきり記念の大会とはいえ、デカいものをぶち上げて闘っていきたいと思います」
■小島選手のコメント
「8月に小橋さんと試合をさせてもらった時に感じた高揚感といいますか、それが今回3倍に膨れ上がったような感じでいます。初めて中西選手と秋山選手とタッグを組むということで、どのようなタッグになるかはちょっと分からないですけど、自分が一番目立てるように頑張りたいと思います。蝶野さんの25周年ということで、私が蝶野さんからフォール勝ちできるような結果を目指して頑張ります」
■秋山選手のコメント
「こういう素晴らしいメンバーで試合ができるのが凄く光栄に思いますし、凄く楽しみです。蝶野さんの25周年ということで、“お祝いの(ジャンピング)ニー”をぶち込みます」
会見終了後の囲み会見で蝶野選手は、「個人的に気になるのは、長い間対戦していなかった秋山選手。G1(CLIMAX 2003)で闘ったことがあるんだけど、非常にプロレスが上手いので、どれだけ幅を広げてきているのかが楽しみ。小島選手は、三冠(ヘビー級王座)のベルトを今巻いているし、自分らが知っている小島選手ではなくなっていると思うので、その辺も楽しみにしています」と、久々に対戦する秋山選手、小島選手の印象を語った。
小島選手、秋山選手に“第3世代越境トリオ”結成を呼びかけた中西選手は、「(蝶野たちは)一筋縄ではいかない相手。特に初対決の小橋選手とは、ずっと闘っていたい。他の選手とはシングルでやっていますから」と、小橋選手との待望の初遭遇を心待ちにしていた。