蝶野組の相手が、中西&小島&秋山の“第三世代”越境トリオに決定!
10月12日に行われる「蝶野正洋25周年特別興行 ARISTRIST in 両国国技館」にて蝶野正洋選手、武藤敬司選手(全日本プロレス)、小橋建太選手(プロレスリング・ノア)のドリームチームへの対戦相手が決定! 注目の相手は中西学選手、小島聡選手(全日本プロレス)、秋山準選手(プロレスリング・ノア)という“第三世代”が夢の越境タッグを結成して、激突することになった。
さらに、この大会ではIWGPヘビー級選手権試合の開催も決定。曙選手vs吉江豊選手vsジャイアント・バーナード選手のスーパーヘビー級同士によるボディスラム3WAYマッチなどバラエティ豊かなカードが続々と発表された。
■蝶野選手のコメント
「今週発表した、蝶野、武藤、小橋組の相手として、第三世代であり団体を超えた我々、闘魂三銃士と四天王の下の世代である中西選手、小島選手、秋山選手という非常に素晴らしいカードが組めたことに満足しています。
あと、IWGPヘビー級選手権も開催されますが、これは27日の神戸大会の決定戦の勝者(真壁刀義vs中邑真輔)に挑戦するということになりますが、ここは挑戦候補を検討してるところです。
それから、デビュー30周年を迎える長州(力)さん、20周年を迎えている(獣神サンダー)ライガー、自分の同期のAKIRAが記念トリオを組みます。その相手として、自分の25年の新日本プロレス人生ではすれちがいだったんですが、初代タイガーマスク選手(リアルジャパンプロレス)。今年の7月にリアルジャパンの大会でお会いして、自分が子どもの頃にあこがれた選手です。そのパートナーとしてタイガーマスク、そして初代タイガーマスクの再来と言われている飯伏幸太(DDT)選手がトリオを組みます。
それから、曙選手vs吉江豊選手vsジャイアント・バーナード選手の3WAYマッチはボディスラムマッチ。プロレスのおもしろさはヘビー級のデカイ人間がぶつかり合うこと。闘いだけじゃなく、たのしめる試合になると思います。この3人が闘ったらリングが壊れてしまうんじゃないか、と。スーパーヘビーの醍醐味が見れると思います。
さらに、大森隆男選手とカール・アンダーソン選手の試合は、プロレスの基本であるシングルマッチ。大森選手は海外の経験もあってテクニックではトップ中のトップ。アンダーソン選手もインサイドワークとかすべてのバランスに長けているオールラウンドの選手。いろんなものが出せる二人の試合に期待しています。
それから時間差のバトルロイヤルは若い選手から中堅の選手、トップ選手、そして大先輩方がひとつのリングにあがります。とくに大先輩で出ていただけるグレート小鹿さん、タイガー戸口さん、グラン浜田さん、ドン荒川さん、藤原喜明さん、小林邦明さん。若い選手は初めて試合を見る先輩もいるでしょう。体力的では若い選手が勝るかもしれないが、ベテランのインサイドワークみたいな部分ではまだまだできる部分を見せてほしい。自分でも楽しみにしている試合です」
また蝶野選手は相手の“第三世代”チームに関して、「現在のトップどころの世代が揃ったし、25周年の集大成の中で世代は下ですけど、各団体のトップの胸を借りる気持ちで試合する。(小島選手はこの試合の直前に三冠ヘビー級選手権に挑戦するが?)ぜひ、ベルトを持ってきてほしい。そうしたら今年、チャンピオンベルトを巻いた選手が3人揃う」とコメント。
また「今日の会見には出なかったが、3WAYマッチに挑む曙選手が自分のホームグラウンドである両国大会の試合に万全を期すために、ある“隠し玉”を用意している、という情報も入っている」と匂わせた。大会は全8試合になる予定。残り2試合は追って発表となる。またIWGP選手権と自身の記念マッチのどちらがメインイベントになるかは、検討中とのこと。
■大森選手のコメント
「蝶野選手の記念大会に出れることは喜びを感じますが、一番なんの変哲もないシングルマッチ……そう言ってしまえばそれまでだけどなんの変哲もない試合でこそ、絶対に勝つし、一番凄い試合をしてやります!」
■カール・アンダーソンのコメント
「ミスター蝶野の記念大会に出れて光栄だ。今回はプロとしてのシングルマッチを見せるために大森との試合が組まれたと思う。そこには誇りを持っているが、以前も破っているように今回も大森をブッ倒す! 本当のシングルマッチを見せる」
この意気込みを聞いた大森が、途中で机をバン! と叩いて二人は一触即発の空気が流れる中、激しく睨み合った。
■吉江選手のコメント
「はい、いまどこかに潜んでおります吉江豊です(笑)。いまは次の行動に向けて、準備している段階です。このカード、正直言っておもしろいですね。私が信条にしてるデカイ人間のぶつかり合い。それができるカードだと思います。ま、ボディスラムで投げちゃって試合が終わりじゃ気がすまなくて、そのあと通常の3WAYマッチが始まってしまうんじゃないか、と。曙さんと組んだことはありますが、対戦は初めて。吉江豊が曙さんを投げるということで試合のおもしろさが出てくるんじゃないか。それに向けて俺は投げられないように、さらに体重を増やそうかな、と。曙さんは200キロぐらい? じゃあ220キロくらいに増やそうかな(笑)。リングを破壊する3WAYマッチとしてインパクトを与えたいと思います。蝶野さんは25周年ですが、自分はちょうど15周年。この試合を楽しんで楽しんで蝶野正洋25周年を祝いたい」
■ジャイアント・バーナードのコメント
「蝶野選手の25周年大会に出場できるのは光栄だし幸せに思う。ただし、俺は250キロをベンチプレスで上げる男だ。曙がどのぐらいの体重かは知らないが、250キロ以上はないだろ? 曙の本当のホームタウンであるスモーアリーナで俺が辱めを味あわせてやるし、最初にボディプレスしてやる! これは吉江も同じだと思うが、そのぐらい俺は自信があるし、俺を呼んだということはそういうことだと思ってる」