後藤選手が王子様!?/後藤、タイガー両選手が新日本学園を訪問
5月5日、“荒武者”後藤洋央紀選手、IWGP Jr.ヘビー級王者・タイガーマスク選手が、神奈川県川崎市内にある児童養護施設「新日本学園」を訪問した。
この日、同学園が開いた「こどもの日の会」に来賓として出席した両選手。「去年も呼んでいただいたのですが、俺のことを覚えてますか?(子供たちに『覚えてまーす』と言われ、笑顔を見せて)今年も皆さんと楽しい時間を過ごしていきたいので、よろしくお願いします!」(後藤)、「皆さん、おはようございます。タイガーマスクって知ってますか?(『知ってまーす』と言われて)決して僕は顔が悪いからマスクを被っているんじゃないですよ(子供たち爆笑)。時間の許す限り皆さんと楽しみたいと思っていますので、よろしくお願いします」(タイガー)と、それぞれ挨拶した。
両選手は、レクレーションで同学園の子供たちと交流をはかった。その内容は、両選手が見ていない間に、子供たちが変化したところ(例:それまで持っていなかったこいのぼりを持ったり、男の子が女の子の服を着たり、キャラクターものの仮装したりなど)を当てる、いわゆる“間違い探し”。タイガー選手が「キミが小さくなっちゃった?(笑)」とワザと面白回答をして子供たちを楽しませていた。
事前に子供たちが描いた両選手の似顔絵がステージに飾られると、後藤選手、タイガー選手が2人ずつ入賞者を発表。見事入賞した子供たちに、その場で撮影したツーショット写真にサインを入れ、プレゼントした。
その中で「ごとう王子」と書かれた可愛らしいイラストを選んだ後藤選手。それ以降、女の子たち、そしてタイガー選手からも“後藤王子”と呼ばれるようになり、「そんな風に見られていたとは(笑)」と照れ笑いしていた。
質問コーナーで「結婚していますか?」と、女の子に聞かれた後藤王子。「してません」と答えると、続けて「自分があんまりしっかりしていないので、しっかりした女性がタイプです」と、子供たち相手に理想の女性のタイプを真剣に回答するという“天然ぶり”を発揮。そして、タイガー選手が「後藤王子が好きな人」と聞くと、女の子たちは一斉に挙手。その理由は「目が可愛いから」らしい。
その後、両選手は子供たちと一緒に昼食をとった。女の子は後藤王子、男の子はタイガー選手に群がり、サイン・質問攻め。和気藹々(あいあい)とした空間で、両選手と子供たちと楽しいひと時を過ごした。
約3時間にわたる両選手と子供たちの交流はあっという間に別れの時間となり、子供たちは非常に残念がった。しかし、「試合、頑張って下さい。ありがとうございました!」と元気よくお見送り。この日の夜、後楽園ホールでの試合を控える両選手は、子供たちにパワーをもらい、必勝を誓っていた。