1/4東京ドームで「棚橋vs中邑」、「ムタvs後藤」が正式決定!
12月10日夕刻、菅林直樹社長が記者会見を開き、来年1月4日東京ドーム大会の追加対戦カード「IWGPヘビー級選手権試合 棚橋弘至vs中邑真輔」、「グレート・ムタvs後藤洋央紀」と、「チーム3D」ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボンの参戦を発表。会見に同席した中邑選手、後藤選手がそれぞれ意気込みを語った。
=後藤選手のコメント=
「かねてから希望していたグレート・ムタというレジェンドと闘えるという事で、今はムタの事しか考えていない。ムタと東京ドームに来てくれたお客さんに“新日本の未来”をお見せしたいと思います。ムタの“魔界ワールド”に引き込まれずに、どれだけ闘えるのか? 自分を試す闘いでもあるので、期待していてください!」
=中邑選手のコメント=
「自分で動いてチャンスを掴みとって、IWGPの挑戦権を獲ました。あとは棚橋弘至に絞るのみ。メインという大役を任された事で、現在進行形の新日本プロレスの最強の試合をして、もちろん勝利したいと思っています」
この2試合について菅林社長は、「新日本プロレスの未来を見たい(ムタvs後藤)」、「ドームのメインイベント、新日本対TNAを超えた究極の死闘(棚橋vs中邑)」と、大きな期待が込められている事を強調。
また、TNAが世界に誇る最強タッグ「チーム3D」を迎え撃つ選手については、「選手にとっては自分達をアピールする恰好の舞台。もう早々とアピールしてきている選手もいますので、近々発表できると思います」とし、“最高峰の舞台”に相応しいカードになると自信を覗かせた。
今年1年、左肩の怪我や真壁刀義選手に脚を引っ張られるかたちで、なかなか浮上のキッカケを掴めなかった中邑選手は、「真のIWGPチャンピオン、今までで1番強い棚橋弘至」と冷静に分析した上で、“宿命のライバル対決”に再起を賭けて臨む事を明言。
昨日までのシリーズで、連日連夜左肩を痛めつけられるなど、不安材料がある感は否めないが、治療とトレーニングに専念しながら準備していく事に問題は無いと言い切った。
「他のマッチメークを見ても物凄い試合が並んでいるので、全てを凌駕する試合をしなければいけないというプレッシャーはもちろんあります。“これが新日本プロレスの闘い”という、現時点で自分ができる最高の試合をして勝ちたい」。4年ぶりのIWGP奪還と、自身4度目となる“1・4のメイン”へ向けて、静かに闘志を燃やしていた。
2008年1月4日(金)
「レッスルキングダムII in 東京ドーム」
東京・東京ドーム
開場15:00 開始17:00