来日したアングル選手を永田選手が“ハマー”でエスコート!
2月17日夕刻、TNA(トータル・ノンストップ・アクション)のカート・アングル選手が来日。明日2月18日両国大会でパートナーを務める永田裕志選手が、アングル選手を成田空港で出迎えた。
「ようこそ日本」と書かれたプラカードを持ったファン、記者団、そして永田選手の熱い抱擁で歓迎されたアングル選手は、「以前、WWE(の日本公演)で来日した事はあるけど、日本の団体に上がるのは初めて。とても緊張しているけど、『アメリカで一番有名な日本人選手』と言えるほどの(知名度を持つ)ナガタが、明日は僕をヘルプしてくれる。気持ちは楽だよ。仮にパートナーを自分で選ぶ権利があったとしても、ナガタを選んでいた」と、パートナーの永田選手を絶賛。
さらに「リスペクトしているナガタと、いずれはシングルマッチで闘ってみたいね」と、“日米レスリング対決”にも意欲を見せていた。
「明日はナガタを始め、日本のスター選手がたくさんいるけど、今回僕はTNAの代表としてきた。日本流にアレンジした僕の技術を皆さんにお見せして、(トラヴィス・)トムコと(ジャイアント・)バーナードをタップアウトさせてやる」と、アングル選手は対戦相手の最強外国人コンビを自身のフィニッシュホールド“アンクルロック”の餌食する事を約束。
永田選手も「彼は緊張を興奮にすぐ変えて、ファンの人達を興奮の坩堝(るつぼ)にさせるでしょうから。僕も負けないように素晴らしい試合を見せますよ」と、アングル選手との“競演”で観客を魅了すると意気込んでいた。
“友好の印”としてナガタロックTシャツをプレゼントした永田選手は、用意した“ハマー”へアングル選手をエスコート。WWE時代のアングル選手の試合を車内に設置された5つのモニターで流すという粋な演出も見せ、自身の運転でアングル選手と共に成田空港を後にした。
いよいよ明日、“リアルアメリカンヒーロー”が新日本マットを席巻する。