望月「(『B’s』を)覚えているファンが、1人でも来てくれたら嬉しい」/7月30日CTU興行 記者会見
7月21日14:30、新日本プロレス事務所にて、CTU興行(7月30日後楽園ホール「C.T.U 2nd. Anniversary」)で、7年ぶりにタッグチーム「B’s」を復活させる稔選手と、望月成晃選手(DRAGON GATE)が記者会見を開き、同大会への意気込みを語った。
稔「『“凄い試合”をするにはタッグで誰か』と考えた時に、思いついたのが望月選手だったので、オファーをかけました。2人で『B’s』という当時のインディー界隈では“伝説のチーム”を組んでいた事があるんですけど、相手が金本(浩二)、井上(亘)なので、凄い試合をして、CTU興行を締め括れたらと思います」
望月「CTU興行とはいえ、新日本プロレスのリングに7年ぶりに出させて頂く事になりました。正式決定する前から、『タイトルマッチを超える試合』とか、『凄い試合』とか、Xとか(稔に)煽られて、色々とプレッシャーを感じていますけども(笑)、稔選手とは普段からプライベートで付き合いがあるので、チームワークは大丈夫です。自分のところの興行(『DRAGON GATE』7/30岐阜大会)を休んでいくからには、恥ずかしい結果じゃ帰らない。7年前はフリーでしたけど、今回は帰る家があるので、胸を張って帰れるようにキッチリ結果を残したいです」
–どういったタッグを見せていきますか?
稔「今現在を見せなきゃ、意味がない。7年前と同じなのは、『B’s』というタッグチーム名だけ。俺も望月さんも、この7年間でやってきた事がありますから、必然的に新しいモノになるんじゃないですか。当時、3つくらい連携技をやっていたので、それを出せればいいかな。それプラス、何か思いつきで、新しいモノがリング上で生まれればいい」
望月「7年前に『SUPER Jr.』に出させて頂いた時は、負け越したので、その当時の自分を見せてもしょうがない。この7年間、『DRAGON GATE』でやってきた実力を見せて帰りたい。連携技に関しては、自然と出てくると思う。(『B’s』を)覚えているファンの人が、1人でも後楽園ホールに来てくれたら嬉しい」
–今後、タッグを継続しますか?
稔「CTU興行で凄い試合をして、勝ってしまったら、凄く期待されるじゃないですか。でも、団体も違うので、そんな簡単な問題じゃないですけど、俺は(タッグ継続は)あってもいいかな」
望月「個人的なワガママを聞いてもらって出ているので、軽々しい事は言えないですけど、当日、試合をしてみたら、自分の中で何かが点火するかもしれないので、30日に試合をしてみてからです」
–CTU興行に出た最大の理由は?
望月「『(SUPER Jr.で)優勝したら、組んでくれないか?』って言われていたんですけど、見事に初優勝したので、お祝い代わり(で出場を決めた)。本来は、自分の興行を休むのはしちゃいけない事だと思いますけど、(自分の得意技の)“ツイスター”と“三角蹴り”を(稔選手が)使ってくれた熱意に押された。7年かけて(『SUPER Jr.』で)優勝してくれて、それだけの事をやったので、やらなきゃ(稔とタッグを組まないと自分が)男じゃないなと思いました」
稔「(望月さんは)試合を休まないといけないので、(『DRAGON GATE』最高)顧問の天龍(源一郎)さんにも非常に申し訳ないので、俺はCTU興行で“グーパンチ”を使おうと思います」
望月「(稔が)優勝しなかった出る気はなかった。優勝したから、出させてもらいます。今回、闘う金本さんは、『SUPER Jr.』の開幕戦でやられた記憶しかないので、そういう意味でも成長をぶつけたい。Jr.の世界って、Jカップ(スーパーJカップ)の精神というか、夢のある交流をこれからもしていきたい。ウチにも将来の選手がいっぱいいるので、ライガーさんとか、トップの方々に胸を貸して頂ける事があったら、やらせて頂きたいです」
今後のタッグ継続も視野に入れている稔選手&望月選手。7年ぶりに復活する“2006年版「B’s」”は、一体どんな“凄い試合”でCTU興行のメインイベントを締めてくれるのか?