NEW DIMENSION
- 日時
- 2008年3月30日(日) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2020
MATCH REPORT
まさにこれぞ“宿命”ともいうべき、1月4日東京ドーム大会からわずか3ヶ月足らずで実現した、中邑真輔と棚橋弘至のIWGPヘビー級王座を懸けたリター ンマッチ。棚橋を打ち破り、約4年ぶりのIWGP奪還を果たした中邑は、“TNA最強の刺客”カート・アングルとのベルト統一戦にも勝利。晴れて新調され たIWGPベルトをその腰に巻いた最初のプロレスラーとなった。
一方、王座から転落した棚橋も、その光は陰りを見せる事はなかった。“春の過酷なシングルトーナメント”「NEW JAPAN CUP」で史上初のV2を達成。自らの実力で、再び中邑の目の前に立ったのであった。
会場のボルテージが最高潮に到達する中、試合は両雄だけが持つ“特別な感情”が爆発。ランドスライド、ハイフライフローといったフィニッシュホールドを もってしても決しない。お互い嫌という程相手の手の内を知っている、感情のぶつけ合いと高度な心理戦を最高レベルで融合させた一戦は、執念の丸め込み合戦 へ突入。中邑がこれを腕ひしぎ逆十字固めで切り返すという奇策に出ると、アングルをもタップさせた拘りの技で、棚橋から遂にギブアップを奪取。ドーム大会 を凌ぐ激闘に終止符を打った。
試合後、勝利者インタビューで中邑は、「新日本で最強の棚橋弘至を倒した。後は外に目を向けようと思います」と答 え、アングル、棚橋に続き、世界中の未知なる強豪を迎え撃つ事を宣言。最後は超満員に膨れ上がったファンと、「1番スゲェのはプロレスなんだよ!」の大合 唱で熱戦続きの後楽園大会を見事締めくくった。
RESULT
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第1試合 15分1本勝負
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“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
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平澤 光秀
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 30分1本勝負
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第4試合 30分1本勝負
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第5試合 30分1本勝負
The flames of war again 〜新日本プロレスvsZERO1-MAX〜 -
第6試合 30分1本勝負
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第7試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第48代IWGPヘビー級王者)
- (挑戦者・NEW JAPAN CUP 2008 優勝者)
24分44秒 腕ひしぎ逆十字固め
※中邑が2度目の防衛に成功