WORLD TAG LEAGUE 2014
- 日時
- 2014年12月5日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ
- 観衆
- 1,480人(満員)
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第9試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2014」Bブロック公式戦※後藤組の優勝決定戦進出が決定レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
中邑と柴田が先発し、中邑が脱力してロープブレイク。その後、両者が放ったキックが互いに空を切った。
後藤対石井の場面。後藤の追走式ラリアットをかわした石井が、反対にラリアットでなぎ倒す。
これで後藤の動きが止まると、中邑が膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃で追い討ち。しかし後藤は、追走式ラリアットで逆転。
柴田対中邑となり、中邑がカウンタートラースキック。しかし、柴田がカウンターキチンシンクで巻き返し、チキンウィングアームロックを狙う。これを中邑が脱出し、柴田をコーナー最上段へ乗せてジャンピングニーアタックをお見舞い。さらに、リバースパワースラムで投げ捨てる。
ここで中邑はボマイェに行くが、柴田がカウンタースリーパーホールドで捕まえ、パロスペシャルで絞る。だが、中邑がハンマースルーを切り返し、フェイント式ニールキックで逆転。
柴田対石井となり、石井がエルボー&逆水平チョップ連射、カウンターラリアット。続いてパワーボムの体勢に入ると、後藤がカットしようとしてリングへ飛び込む。しかし、石井がパワースラムで蹴散らして柴田を持ち上げ、中邑がハイキックを食らわせる。
次に石井が今度こそパワーボムで柴田を叩きつけるが、カウントは2。ここで石井はブレーンバスターの体勢に入るが、柴田が抵抗して回避。すると、後藤が石井に串刺しラリアットを見舞い、中邑にも同じ技を浴びせる。さらに、柴田が串刺しフロントハイキックで続くと、後藤が石井に串刺しニールキックを叩き込み、柴田が串刺し低空ドロップキックで追い討ち。
後藤組の攻勢は続き、柴田がジャーマンスープレックスホイップ、後藤がバックドロップで石井に追撃。さらに、柴田が石井を羽交い絞めにし、後藤がラリアットを命中させる。そして、柴田がPKを放つも、石井が回避してラリアットで逆襲。そこに中邑がスライディングボマイェを叩き込み、石井がスライディングラリアットで追撃。
続いて石井はブレーンバスターを仕掛けるが、柴田が脱出し、石井を突き飛ばして中邑に激突させる。さらに、後藤が中邑に牛殺しを見舞うと、柴田がPKで場外に追いやり、後藤がプランチャで分断。
それでも石井は、ヘッドバット、ショートレンジラリアットで柴田に逆襲。ところが、柴田が裏拳で報復し、最後はPKで勝負を決めた。
試合後、12月7日名古屋の『WORLD TAG』優勝決定戦で後藤組と対戦することになったアンダーソン&ギャローズが登場。マイクアピールで後藤たちを激しく挑発し、自分たちの勝利を予言した。
すると、アンダーソンが捨てたマイクを柴田が拾ってポンポンポンと手で叩き、息を吹きかけて音が出ていることを確認。そして、そのまま無言で後藤の前に差し出す。
少し驚いた表情を見せた後藤だったが、そのマイクを受け取り、「何言ってんだか、ぜんぜんわかんねぇよ!」とアンダーソンのアピールを一蹴。
そして、「まあ、いいや」と気を取り直し、「本隊の大逆襲! タッグは俺たちに任せろ! あとひとつ! 名古屋、必ず俺たちが優勝します! 応援よろしくお願いします!」とマイクアピールを続行。大阪のファンから大声援を浴びた。
COMMENT
——3連敗のあとの4連勝で決勝進出。昇り調子と見ていいですか?
後藤「あの3連敗があったからというのがあるんで。負けて負けて、そして悩んで。それでも負けて。そうやって強くなってきてるんで。俺たち、人間だからさ。負けなんか怖くねぇよ。その結果がこれだ」
※柴田はノーコメント
※中邑&石井はノーコメント