ようやくリング中央に歩を進めた二人は、手四つで組むと見せかけ、またも距離を取る。もう一度同じ動きを見せ、そこから両者はロープに走り、ラリアット、キックを交互に繰り出し合うが、共に交わし合う。ここでタイチに場外に降りると、5分経過のアナウンス。この時点で両者は肌を触れ合っていない。
TAKAも場外に降りるが、すれちがうようにタイチはリングへ。そして、TAKAがリングに戻ると、タイチは場外へ。そして、タイチがリングインしようとロープをまたいだところを、TAKAはロープを蹴り上げる。そのロープがタイチの急所に直撃。
痛さで場外に落ちたタイチは、TAKAに「来いよ」と手招き。TAKAがリングを降りると、またもタイチはすれちがうようにリングに上がる。そして、TAKAがロープをまたいだところで、自分がやられたようにロープを蹴り上げて急所攻撃。
続いてタイチはコーナーマットを外す。そして、反対側のコーナーにもたれかかっているTAKAに串刺しラリアット。だが、TAKAは交わすと、逆に串刺しラリアットを放つが、タイチも交わす。もう一度、TAKAは反対側のコーナーで串刺しラリアットを狙うも、タイチは回避。すると、TAKAはターンバックルに肩から激突。
ここでタイチはパンタロンを脱ぐと、「死ね、TAKA!」とトラースキックを放つが、TAKAは間一髪で交わす。すると、タイチはから足を踏んで左ヒザを痛め、ダウンしてしまう。
TAKAは「そんなの通用しねえんだ、立てコラ!」と挑発。そして、TAKAが背を向けると、タイチはスッと立ち上がる。これを見たTAKAが突っ込むと、タイチはその足を捕らえ、急所蹴り。そして、タイチ式外道クラッチを決め、まんまと3カウントを奪取。
試合後、タイチはジャンプして、笑顔で勝ち誇る。TAKAも苦笑いを浮かべ、二人で拳を突き合わせる。これを見た金丸とデスペラードもリングイン、4人がそれぞれ拳を合わせ、健闘をたたえた。