ブシロード PRESENTS G1 CLIMAX XXI 〜THE INVINCIBLE FIGHTER〜

日時: 2011年8月14日(日) 14:00開場　15:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 11,500人（超満員札止め）

第4試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Aブロック公式戦

境界線

（5勝3敗＝10点）
（2勝6敗＝4点）

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　5勝3敗の2位につけ、決勝進出ののぞみを残している真壁が、リーグ戦最終試合で高橋を迎え撃つ。
　
　例によって邪道と外道を引き連れて入場した高橋は、あとから入場した真壁に奇襲を仕掛ける。だが、真壁がすぐに反撃し、ボディスラムを連発。そして、場外戦に持ち込み、さらにダメージを蓄積させる。
　しかし、リングに戻った高橋が、ショルダースルーで真壁を場外へ追いやり、すかさず邪道と外道が襲撃。これで真壁の動きは止まってしまい、一転、高橋有利の試合展開となる。
　高橋は、後頭部へのギロチンドロップ、延髄へのエルボー連打などで攻め立てる。だが、真壁はパンチをブロックして額へのパンチで逆襲。そして、エプロンまで乱入して来た外道をリング内へ叩きつけるが、その隙を突いて高橋が逆襲。
　しかし、真壁もすぐにパワースラムでやり返し、串刺しラリアット2連発、額へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドと一気にラッシュ。
　さらに真壁はバックに回るが、高橋が抵抗してカウンターラリアットで反撃。そして、フィッシャーマンバスターで追い討ちをかけ、東京ピンプスの体勢に入る。
　しかし、真壁が後ろに着地し、ジャーマンスープレックスホールドで逆襲。これを返されると、すぐさまラリアットを発射する。だが、高橋が受け止め、2発目のラリアットをフロントハイキックで迎撃。そして、3発目のラリアットをかわすものの、真壁は間髪入れずに左のラリアットをヒットさせる。
　続いて真壁は、高橋の後頭部へ串刺しラリアットを叩き込み、スパイダージャーマン。そして、ファンにアピールしてからキングコングニードロップの体勢に入る。ところが、邪道がエプロンに上がり、それをマーティー浅見レフェリーが注意。その隙を突き、外道が真壁に竹刀を食らわせ、攻撃を妨害する。
　すかさず高橋が、雪崩式フロントスープレックスで逆襲し、インカレスラムで追撃。そして最後は、東京ピンプスで真壁にとどめを刺し、勝利を強奪した。

COMMENT

真壁「ゴール寸前……涙の転倒ってとこか？ここにきて、ああくるか？落とし前？そんなことあたりまえだ！ここはＧ１だぞ？そのへんの大会と敷居の高さが違うんだよ。あのタコスケどもコノヤロー。ただ勝つじゃすまさねーぞ？倍？そんなんじゃねーぞ？おまえらの存在を消してやる。いま、このリングで俺様の存在感が一番あるのに決まってるんだ！地方興行、楽しみに待ってろよ？逃さねーからな？もうちょいだろ？次の試合結果いかんでは、いけたかもしんねーんだ！クソ、ま、こんなもんだな……。なにかあるか？」
——昨日、高山選手が、真壁がIWGPを獲ったら、挑戦したいと。
真壁「オウ、おもしれーじゃねーか。俺だって、あの試合、満足してるわけじゃねーんだ。俺はアイツに終わってる、って散々言ったろ？　終わっててアレかい？俺のほうが終わってるじゃねーか？オイ、この尻拭いは必ずさせてもらうぜ！オイ、Ｇ１はよ、賞金？名誉？そんなんじゃねーんだ。それ以上に、女にもてるんだよバカヤロー！」
　　
高橋「G1は優勝出来なかったけど、2年前のG1チャンピオンに、勝ったぞコノヤロー！カモン！カモンベイビー！」