ブシロード PRESENTS G1 CLIMAX XXI 〜THE INVINCIBLE FIGHTER〜
- 日時
- 2011年8月14日(日) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 11,500人(超満員札止め)
MATCH REPORT
ついに最終戦を迎えた『G1 CLIMAX XXI』。両国国技館に11,500人の大観衆を集め、灼熱の激闘が繰り広げられた。
大混戦にもつれ込んだリーグ戦は、最終決戦でも壮絶な潰し合いが展開され、Aブロックは永田裕志がヒデオ・サイトーに敗れる波乱で脱落。そして、真壁刀義も高橋裕二郎に不覚を取り、決勝進出を逃した。
そんな中、6勝2敗の棚橋弘至と5勝3敗の内藤哲也が対戦。これを内藤が制し、初のファイナリストとなった。
一方、6勝2敗で5人が並んだBブロックは、後藤洋央紀がストロングマン、MVPがカール・アンダーソンに敗れ、予選敗退となる。さらに、ファンの大きな期待を受けた天山広吉vs小島聡のテンコジ対決は、接戦の末に天山がオリジナルTTDで勝利。小島も決勝進出を逃してしまう。そして、中邑真輔が鈴木みのるを撃破して決勝戦へ駒を進めた。
こうして決勝戦は内藤vs中邑になり、両者は期待に違わぬ激戦を展開。そんな中、中邑が内藤のジャンピングエルボーアタックを両膝で迎撃し、変型牛殺しを見舞う。そして最後は、ボマイェで勝負を決め、ついに『G1』を初制覇した。
試合後、大歓声を受けた中邑は「この声援は1人のためじゃない。ここにいるヤツらが、みんなが知っている」とした上で「一番スゲェのはプロレスなんだよ!!」と絶叫。ファンが大熱狂する最高のエンディングとなった。
なお、セミファイナルで行われたIWGP Jr.タッグ選手権試合は、王者組のプリンス・デヴィット&田口隆祐が、挑戦者組の飯伏幸太&ケニー・オメガを撃破。すると、試合後にタイチが同王座への挑戦を表明。一方、飯伏が保持するIWGP Jr.ヘビー級王座には、KUSHIDAが挑戦の名乗りをあげた。
RESULT
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第1試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Aブロック公式戦 -
第2試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Aブロック公式戦 -
第3試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Aブロック公式戦 -
第4試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Aブロック公式戦 -
第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Aブロック公式戦05分11秒 ポルボ・デ・エストレージャ
※内藤がAブロックを制し決勝進出。 -
第6試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Bブロック公式戦 -
第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Bブロック公式戦-
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
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MVP
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第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Bブロック公式戦 -
第9試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」Bブロック公式戦12分13秒 ボマイェ→片エビ固め
※中邑がBブロックを制し決勝進出。 -
第10試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合15分01秒 ブラックサンデーV2→片エビ固め
※王者組が6度目の防衛に成功。 -
第11試合 時間無制限1本勝負
「G1 CLIMAX XXI」優勝決定戦20分19秒 ボマイェ→片エビ固め
※中邑真輔がG1初優勝。 - 優勝セレモニー
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