小島組vsオライリー組の6人タッグマッチ。フィッシュは9・17大田区でNEVER王者・柴田に挑戦するも、王座獲得に失敗。その直後、パートナーのオライリーが次期挑戦者へ名乗りをあげた。
　なお、NEVER 6人タッグ王者の小島（※パートナーはリコシェ＆マット・サイダル）は、9・25神戸でアダム・コール＆マット・ジャクソン＆ニック・ジャクソンの挑戦を受ける。
 
　小島対フィッシュで試合がスタート。小島がショルダータックルでなぎ倒し、自慢の大胸筋でファンにアピールする。これを見てフィッシュがエキサイトするも、小島が再びショルダータックルを食らわせ、またも大胸筋でアピール。
　続いて小島はボディスラムからエルボードロップを放つも、フィッシュがかわして自爆させる。そして、トップロープ越えのローリングセントーンを繰り出すが、今度は小島が回避した。
　永田対オライリーの場面。オライリーのローキック連射に対し、永田もローキック連射で対抗。そこからエルボー合戦を挟み、オライリーが追走式レッグラリアット。しかし、永田がすぐに追走式キチンシンクで巻き返した。
　タイガー対フィンレーの場面。タイガーがローリングソバットを食らわせ、コーナー2段目からのフライングボディアタックで追撃。そして、フィンレーの軸足を払って転倒させ、コーナーでハイキックを発射。だが、フィンレーが回避し、カウンタードロップキックで逆転。
　これをきっかけにタイガーが孤立してしまうが、オライリーのサーフボードストレッチをカンガルーキックで脱出。さらに、フィッシュのランニングエルボーをフィンレーに誤爆させ、ローリングソバットでフィッシュを蹴散らす。
　ところが、フィッシュがカウンター串刺しスピアーでタイガーを捕まえ、オライリー＆フィッシュが連続串刺し攻撃、合体ダイビングニードロップ。しかしタイガーは、オライリーの水面蹴りをかわし、タイガードライバーで挽回。
　小島対オライリーとなり、小島が逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー！」の叫びをファンと大合唱するも、フィッシュが背後から急襲。
　しかし小島は、オライリーのランニングフロントハイキックをフィッシュに誤爆させ、オライリーにDDTをお見舞い。だが、オライリーは打撃コンビネーションで報復した。
　小島対フィッシュとなり、フィッシュが串刺しジャンピングボディアタック2連発、カウンターフライングクロスチョップ、カウンターバックフリップ。だが、小島が腕にラリアットを浴びせ、コジコジカッターで反撃。
　これで永田対フィッシュとなり、永田がミドルキック連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー。だが、フィッシュがエルボー＆ボディブローからエクスプロイダーをお返し。
　永田対フィンレーの場面。フィンレーが串刺しバックエルボー、串刺しエルボースマッシュ。続いてカミカゼを狙うも、永田がナガタロックIIに切り返す。
　しかし、オライリーがカットに入り、フィッシュと共にトレイン攻撃を敢行。さらに、オライリー＆フィッシュの合体ブレーンバスターから、フィンレーが低空ランニングエルボースマッシュ、カミカゼへ繋げる。
　ところが、永田がカウンターフロントスープレックスで挽回し、タイナーで追撃。そして最後は、バックドロップホールドで3カウントを奪取した。

小島「急きょ、カード変更になったけど。しかもreDRagonと初対決という、この上ない・・・。まあ、俺にとって収穫だと思いますよ。柴田のこと心配だけどさ、悪いけど柴田が欠場してしまったのだったら、それはそれで早く治して戻ってきてほしいけど、そこに入り込む余地はいくらでもある。そこは悪いけど、話は別なんで。そうなった以上、俺だってまた、いろんなところに入り込もうと思ってます」
永田「まあ、ボビー・フィッシュの潜在能力っていうのは、こないだ（9・17大田区）のNEVERのタイトルマッチ見て、戦前に何度か闘ってるなかで、そういうものはあるなあって感じましたね。それをタイトルマッチで改めて（感じました）。何であんなに小さいのに、あれだけパワフルなことができるのかっていうのを感じましたね。凄いなって。カイル・オライリーも次に挑戦を表明したみたいなんで、ああいう背のない（低い）選手がヘビー級戦線に入ってくるなら、俺らがヘビー級の底力を見せるしかないですね。今まで俺なんか、ヘビー級で小さい方だったけど、今度はヘビー級で大きい部類の選手になりつつあるこの現状で、ヘビー級らしい重みをどんどん彼らにぶつけていきたいなというのはありますね。ヘビー級、大変だよ、これから。あいつらが入ってきて。というのを、これから見せていきます」
※タイガーはノーコメント
 
※オライリー＆フィッシュ＆フィンレーはノーコメント