『G1 CLIMAX 26』Bブロック公式戦。
3勝4敗のYOSHI-HASHIと、5勝2敗の内藤哲也が激突。
 
内藤は着ていた白いスーツをゆっくり脱ぎ、やっと軍が鳴り、
開始のゴングが鳴るとともに、YOSHI-HASHIはドロップキックを放っていくと、ヘッドシザース・ホイップで、内藤を放っていく。
これには、たまらず内藤も場外にエスケープするが、YOSHI-HASHIはすぐさま場外の内藤へ、スライディングキックを放っていく。
だが、内藤はこれをかわし、リングインすると、遅れてリングインしたYOSHI-HASHIの顔面に、ランニング低空ドロップキック発射。
そして、戦場が場外に移ると、内藤はテーピングをしているYOSHI-HASHIの左肩を攻め立て、鉄柱に左肩を打ちつけていく。
リング上に戻っても、左肩を執拗に攻める内藤に対して、YOSHI-HASHIはDDT、ヘッドハンターで応戦。
続けて、YOSHI-HASHIは、串刺し逆水平チョップ、トップロープに固定して内藤の後頭部にランニング式のドロップキックを発射。
だが、内藤もYOSHI-HASHIの左肩を絞り上げると、水面蹴りからコーナーミサイルを反撃。
続けて、内藤はスイングDDTを狙うが、YOSHI-HASHIはこれをバンカーバスターで切り返しにかかる。
これは内藤にバックエルボーで逃れられるが、それでも足をとらせてのニールキックから、内藤のジャンピング・エルボーアタックをコードブレイカーで迎撃。
さらに、ジャックナイフ式パワーボムを決めるが、内藤はカウント2で返す。
ならばと、YOSHI-HASHIはスワントーンボムを狙うが、内藤はこれを間一髪でかわすと、すぐさまミサイルキックを発射。続けて、内藤はYOSHI-HASHIをコーナーにそえると、雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。
さらに、グロリアも決めていくが、YOSHI-HASHIもなんとか、カウント2で返す。
そして、ここを勝機とみた内藤は、デスティーノを狙うが、YOSHI-HASHIはこれをこらえ、内藤を抱えると、そのまま変形のサイドスープレックスで、内藤をリング叩きつけていく。
終盤、両者リング中央でのエルボーの打ち合いから、内藤がYOSHI-HASHIの顔面を強烈に張っていくと、ロープへ走っていく。
だが、YOSHI-HASHIはここで、カウンターのかち上げ式ラリアットを振り抜くと、スワントーンボムを的中させる。
そして、ここで勝負に出たYOSHI-HASHIは、カルマを狙う。
これは内藤に逃れられるも、YOSHI-HASHIはすぐさま、バタフライロックに移行し、内藤を締め上げていく。
しかし内藤も、バタフライロックを極められながらも、なんとかYOSHI-HASHIのバックをとると、そのままジャーマンで、YOSHI-HASHIを投げ捨てていく。
YOSHI-HASHIはすぐに起き上がり、内藤に向かっていくが、内藤は浴びせ蹴りで迎撃すると、足をとらせての延髄斬りから、リバースDDTでYOSHI-HASHIの後頭部をリングに突き刺すと、再びデスティーノを狙う。
YOSHI-HASHIは、トラースキックの連打でこれをしのぐが、最後は内藤がジャンピング・エルボーアタックから、デスティーノを炸裂させ、YOSHI-HASHIから3カウントを奪い、公式戦6勝目を飾った。