WORLD TAG LEAGUE 2015
- 日時
- 2015年12月3日(木) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 熊本・グランメッセ熊本
- 観衆
- 1,616人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋対オカダで試合が始まり、オカダがフロントハイキックで先制。しかし、棚橋がカウンターバックエルボー&フライングボディアタックで逆襲し、オカダを場外へ追いやった。
ライガー対外道の場面。外道が握手と見せかけて不意打ちし、ライガーが風車式バックブリーカーでお仕置き。ここから本間対中邑になり、場内が「本間」コールに包まれる。すると、中邑は脱力してロープブレイクし、本間のボディに膝蹴り。
しかし本間は、逆水平チョップ連射、ショルダータックル、ボディスラムで中邑に逆襲し、小こけしを発射。ところが、中邑が回避して自爆を誘発し、頭部へのハイキック、バイブレーション式踏みつけ攻撃。さらに、本間をコーナー最上段へ乗せ、ボディにジャンピングニーアタックを食らわせる。
これを合図に両軍入り乱れての激しい場外乱闘が勃発。そのままCHAOSが本間を捕獲し、石井&中邑&オカダが、トリプルフロントハイキック&合体ヒップドロップの連続弾。さらに、石井が逆水平チョップ連打、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックなどでいたぶり続ける。
ローンバトルの続いた本間だったが、カウンターフロントハイキックでYOSHI-HASHIに逆襲し、アームホイップから今度こそ小こけし。そして、スイッチした真壁が、オカダと石井を両腕ラリアットでなぎ倒し、YOSHI-HASHIには串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド。
すると、YOSHI-HASHIがカウンターヘッドハンターで巻き返し、ネックバスター。だが、真壁が右ラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットをヒットさせた。
エルガン対YOSHI-HASHIの場面。エルガンがリフトアップ式変型アバランシュホールドでYOSHI-HASHIを叩きつけ、左右のショートレンジラリアットを前後から浴びせる。だが、控えの石井がロープワークを妨害し、YOSHI-HASHIがコードブレイカーで逆転。
これで石井が登場するも、エルガンがYOSHI-HASHIもろとも抱え上げ、バックフリップで同時に投げ捨てる。さらにエルガンは、カウンターラリアットから石井に滞空式ブレーンバスターを仕掛ける。そして、体勢が崩れても再び石井を持ち上げ、マットへ叩きつける。
続いてエルガンはロコモーションジャーマンを狙うが、石井が抵抗。それでもエルガンはラリアットを受け止め、フロントハイキックを繰り出すが、今度は石井が受け止める。すると、エルガンはローリングエルボー、フロントハイキックをヒットさせるが、石井がカウンターラリアットでなぎ倒した。
棚橋対オカダの場面。棚橋がエルボー合戦で競り勝つも、次の串刺し攻撃をオカダが回避し、串刺しバックエルボー、DDT、低空ランニングエルボースマッシュ。
続いてオカダはコーナー最上段へのぼるが、棚橋が立ち上がる。すると、オカダは棚橋を飛び越えてリングへ着地し、レインメーカーを発射。これを棚橋が回避してスリングブレイドを見舞うが、オカダはすぐにカウンタードロップキックで巻き返した。
棚橋対外道の場面。CHAOSがトレイン攻撃に行くが、棚橋が脱出し、石井に低空ドロップキック、外道にドラゴンスクリュー。そして、外道にテキサスクローバーホールドを極めるが、中邑がスリーパーホールドでカットし、リバースパワースラムで投げる。
すかさず外道が外道クラッチで棚橋を押さえ込むが、本間が小こけしでカットし、中邑にはこけしロケットをお見舞い。その直後、ライガーが外道に串刺し掌底を食らわせ、控えのオカダにも掌底を浴びせる。
すると外道は、サミング、顔面パンチを棚橋に見舞い、ロープへ走る。しかし、エルガンが棚橋を突き飛ばし、カウンターラリアットで外道をなぎ倒す。そして、エルガンがパワーボムで外道を叩きつけ、棚橋がハイフライフローでとどめを刺した。
試合後、オカダと棚橋が至近距離で睨み合い、それぞれIWGPベルトと挑戦権利証入りのアタッシュケースを高く掲げた。
オカダたちが退場すると、真壁&本間&エルガン&ライガーが四方のコーナーに立ち、棚橋がリング中央でファンの大歓声に応える。
その後、1人でリングへ残った棚橋は、マイクアピールで熊本のファンに挨拶。
棚橋「(※棚橋コール)新日本プロレスが! 熊本に!! 帰って来たぜ〜〜!!(※大歓声&大拍手) 今日は大応援ありがとうございました!(※大拍手) いま! 『(WORLD)TAG LEAGUE』真っ最中ですが、その先には、1月4日東京ドームが待っています(※大拍手)。俺は、そこで、オカダに挑戦します(※大拍手)。ということは・・・? ということは・・・? 次! 熊本に帰って来るときは、チャンピオンだけど、それでいいよね?(※大歓声&大拍手) 今日はどうもありがとうございました!(※大拍手)」
ここで再び「棚橋」コールが起こり、棚橋が小松からエアでギターを受け取る。そして、「熊本〜!! 熊本〜!! 熊本〜!! 盛り上がって行こうぜ〜〜!!」と叫び、1回目のエアギターを演奏した。
さらに棚橋は、アンコールに応えて2回目の演奏を行ない、ギターをエアで破壊。そして、「もう1回」コールに応えた3回目の演奏では、リングサイドのファンからエアで受け取った新しいギターを使用した。
再びマイクを手にした棚橋は、「本当に感謝します。最後まで付き合ってくれてありがとう」と、改めてファンに挨拶。そして最後は「熊本の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで大会を締めた。
COMMENT
本間「やっぱり千両役者が揃ってるだけあって、すごくいい雰囲気で試合ができました。こういう素晴らしい雰囲気の中で試合ができるっていうのは、最高ですね。いまちょっと、いろんな話がありますけど、俺は、俺はプロレスを極めたいと思います。俺のこけしでみんなを幸せにしたいと思います。こけし・イズ・ハッピー。そのためにも『WORLD TAG LEAGUE』は絶対、優勝します」
※真壁&エルガン&ライガーはノーコメント
※オカダ&中邑&石井&YOSHI-HASHI&外道はノーコメント