WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年12月3日(木) 18:00開場　19:00開始
会場: 熊本・グランメッセ熊本
観衆: 1,616人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦

柴田勝頼
マイケル・ベネット

後藤洋央紀
マット・ターバン

境界線

（4勝1敗＝8点）
WITH マリア・ケネリス
（1勝4敗＝2点）

09分24秒　後藤ごと刈れ→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　後藤＆柴田vsターバン＆ベネットWITHマリア（キングダム）のBブロック公式戦。後藤組は開幕3連勝のあと、11月30福岡で天山＆小島に敗れて初黒星。キングダムはいまだに自力勝利がなく、唯一の白星は12月1日福岡でAJ＆高橋から拾った不戦勝のみとなっている。
　
　柴田とベネットの対決で試合が始まり、柴田が強烈なヘッドロックで絞り上げる。そこから後藤対ターバンとなり、後藤がヘッドロック、ショルダータックル、串刺しニールキック、バックドロップとラッシュ。しかし、ベネットが乱入して後藤へトラースキックを見舞い、場外乱闘へ突入。
　ここからキングダムが後藤を逃がさず、ベネットが串刺しタックル連射、ターバン＆ベネットがフロントハイキック、ターバンがミサイルキック、ベネットが背中への膝蹴り連射、チンロック。
　苦しい時間の続いた後藤だったが、追走式ラリアットでベネットに逆襲。ようやく出番となった柴田が、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、バックドロップでベネットに追い討ちをかける。
　すると、ベネットはシットダウン式チョークスラムで逆襲し、ターバンとタッチ。しかし柴田は、カウンターキチンシンクでターバンを蹴散らした。
　後藤対ターバンの場面。ターバンがカウンタートラースキック、ベネットが串刺しラリアット、ターバンが串刺しジャンピングエルボー、ベネットがスパインバスター、ターバンがライオンサルト。
　すると、控えの柴田がエプロンからスリーパーホールドでターバンを捕獲。すかさず後藤がラリアットを放つも、ターバンにかわされて柴田に誤爆してしまう。直後にベネットがスピアーでなぎ倒し、ターバンがノータッチプランチャで後藤＆柴田を押し潰す。
　だが、後藤がターバンを牛殺しで叩きつけ、直後に柴田がPK。すると、後藤のフォールをベネットがカットし、後藤＆柴田に1人で立ち向かう。ところが、後藤が顔面にヘッドバットを食らわせ、柴田がエルボースマッシュで追撃。
　そして、後藤＆柴田が後藤ごと刈れ（※後藤の河津落とし＆柴田の武者返し）でベネットをKOし、最後はターバンにも後藤ごと刈れを敢行して勝利を収めた。

COMMENT

後藤「ようし、残るは何だ？内藤・EVILか・・・。覚悟しとけよ。明日、明後日はパートナーが柴田じゃないんですけど、俺1人で、2人まとめてやってやります」
——何をしてくるかわからないという意味では、最後に一番の難敵を残しましたが・・・。
後藤「難敵!? まあ、その辺も頭に入れてますよ。今日のマリアみたいな強敵はいないしね。大丈夫です」
※柴田はノーコメント

ターバン「結局、みんなは元IWGPタッグチャンピオンが好みだったってことだな。まあ、これはジョークじゃないぞ。そういう後押しがあって、今日はあいつらが勝った。残念ながらこのトーナメント（『WORLD TAG LEAGUE』）で優勝するチャンスはなくなってしまったけど、日本を離れたら、次の作戦を練るさ。日本のファンがどうすれば俺たちを応援してくれるかを考えて、またここに戻って来る。キングダムはこのままでは終わらない。必ず、この借りは返す。それがキングダムのやり方だ」
ベネット「そういうことだな、ターバン。誰がこのトーナメントで優勝しようが、ここにROH世界タッグのベルトがあるんだ。そして俺たちは元IWGPタッグチャンピオンチームだ。それはニュージャパンでベストなタッグチームが持つベルトだろ？ 1度は俺たちもそのベルトを手にした。記録に名を残したんだ。このトーナメントでは残念ながら、俺たちがベストなタッグチームであることは証明できなかったけど、必ずもう1度、それを証明しに戻って来る。それが俺たちの決め台詞、『DIE KINGDON COME』が持っている意味だ」
※マリアはノーコメント