WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年12月1日(火) 18:00開場　19:00開始
会場: 福岡・博多スターレーン
観衆: 1,043人（満員）

第2試合 20分1本勝負

デビッド・フィンレー
フランキー・カザリアン

マイケル・エルガン
クリストファー・ダニエルズ

境界線

08分54秒　セレブリティリーハブ→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　エルガン＆フィンレーvsダニエルズ＆カザリアン（アディクション）のタッグマッチ。11月23日桑名の『WORLD TAG』Aブロック公式戦では、棚橋＆エルガンがアディクションに勝利している。
　
　アディクションが奇襲を仕掛け、エルガンに合体ブレーンバスターを仕掛ける。しかし、エルガンがこらえて2人を投げ捨て、両腕ラリアットでまとめて場外に落とす。そして、フィンレーをリフトアップスラムで投げ、2人を押し潰した。
　続いてエルガンは、ダニエルズに滞空式ブレーンバスターを仕掛け、カザリアンの妨害を2連続で受けきる。すると、フィンレーがカザリアンをブレーンバスターの体勢で捕らえ、2人で同時に投げた。
　フィンレー対カザリアンの場面。フィンレーがカザリアン→ダニエルズの順でドロップキックをお見舞い。そこからコーナー最上段へのぼるが、カザリアンが脚を持って引き落とし、フィンレーは後頭部をクッションに痛打してしまう。
　ここからアディクションがフィンレーを捕まえ、カザリアンが飛びつきスイングネックブリーカー、ダニエルズがチョーク攻撃。さらに、ダニエルズがバックドロップの形でカザリアンを投げてムーンサルトプレスを投下し、自分はライオンサルトで追撃。
　フィンレーのピンチは続き、カザリアンがサーフボードストレッチ、バックドロップ。しかしフィンレーは、串刺し攻撃に来たカザリアンをカウンターフロントハイキックで迎撃。そして、ランニングエルボースマッシュを見舞った。
　エルガン対ダニエルズとなり、エルガンがエプロンのカザリアンにラリアット。そして、ダニエルズにはロコモーション式のジャーマンを2連発で見舞い、カットに入ったカザリアンにもロコモーション式ジャーマン2連発を食らわせる。
　さらにエルガンは、2人をまとめてジャーマンスープレックスで投げ捨て、ダニエルズをリフトアップ。そこから変型アバランシュホールドで叩きつけた。
　フィンレー対ダニエルズの場面。フィンレーが開脚式ミサイルキックでダニエルズ＆カザリアンをなぎ倒す。そして、ダニエルズを突き飛ばしてコーナーのカザリアンと激突させ、スクールボーイでダニエルズを押さえ込む。
　次にフィンレーはカミカゼを仕掛けるが、ダニエルズが脱出してカザリアンが低空ドロップキック。そこから合体技セレブリティリーハブが火を噴き、フィンレーが沈んだ。

COMMENT

カザリアン「マイケル・エルガン、この国でも、どこでも、俺たちの方がトップスターなんだ。それだけ俺たちの方が優れてるってことだ。まあ、今日のお前のパートナーは、ハングリーで素晴らしかったよ。トップレスラーの血を受け継いでるしな。だけど俺たちは彼をやっつけた。いとも簡単にな」
ダニエルズ「すべてはアディクションが思い描いていた通りの結果だ。俺たちこそが、この国でも、いや、ほかのどこの国でも最高のタッグチームなんだ。今日の勝利がそれを証明している。俺たちはこのタッグリーグのAブロックを勝ち上がって、そして優勝する。それだけでなく、IWGPタッグベルトもいただくんだ。そうじゃないっていうんだったら、叩きのめすまでだ」

エルガン「カズ（カザリアン）、ダニエルズ、お前たちは今日、何をしたんだ？俺には何ひとつ効いてないぞ。お前らからは、タッグリーグですでにポイントを勝ち取っている、タナハシとのコンビでな。今日、俺たちのチームをやっつけたといっても、デイブ・フィンレーを倒しただけじゃないか。まだ若いヤツを倒しても、何の意味もないぞ。第一、俺は全くダメージを受けてないんだからな。こう言われて気に食わないんだったら、次、また闘おう」
※フィンレーはノーコメント