WORLD TAG LEAGUE 2015
- 日時
- 2015年12月1日(火) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 福岡・博多スターレーン
- 観衆
- 1,043人(満員)
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第4試合 30分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
試合開始前、高橋と共に登場したダンサーのPETERが、妖艶なダンスで場内を沸かせた。
ベネット対高橋で試合がスタートし、ベネット&ターバンがダブルドロップキックをお見舞い。さらに、ベネットがシーソーホイップで高橋を投げ、ターバンがジャンピングハイキックを食らわせる。そして、ベネットが高橋を両膝の上に固定し、ターバンがトップロープ越えのエルボードロップを投下。
だが、高橋がベネットの手に噛みついて逆襲し、タッチを受けたアンダーソンがストンピング連射、エルボースマッシュ連打。それでもベネットはドロップキックで反撃するが、控えの高橋がロープワークを妨害。アンダーソンが逆転し、そのまま場外乱闘へ雪崩れ込む。
これでベネットのローンバトルとなり、高橋がチンロック、低空ランニングフロントキック、アンダーソンが踏みつけ攻撃、エルボースマッシュなどで攻め立てる。しかしベネットは、スピニングスパインバスターでアンダーソンを叩きつけ、ようやく自軍コーナーへ生還。
スイッチしたターバンが、高橋にラリアット、ハイキック、バックスピンキック。そして、控えのアンダーソンに三角飛びハイキックを見舞うと、スイングネックブリーカー、コーナー最上段からのムーンサルトアタックで高橋に追撃した。
ベネット対高橋の場面。ターバンが延髄斬りを浴びせ、ベネットがトラースキックで続くも、アンダーソンが乱入。ベネットを捕まえ、高橋が串刺しフロントハイキック、アンダーソンがジャンピングフロントハイキック、高橋がギロチンドロップ、アンダーソンがセントーン、高橋がフィッシャーマンバスター。
ここで高橋がベネットをバックドロップの体勢で捕らえ、アンダーソンがリバースガンスタンを狙う。すると、マリアがエプロンに立ち、上着を脱いで誘惑。アンダーソンは完全に心を奪われ、高橋の制止を振り切ってマリアを追いかける。2人はそのまま赤コーナーの花道を下がり、入場ゲートをくぐって姿を消してしまう。
一方、リング上ではターバンが高橋にトラースキックを浴びせ、ベネットがスピアーで追撃。そこから2人が合体技ヘルメリーをさく裂させ、高橋を葬った。
試合後、青コーナーの入場ゲートからマリアが現われ、それをアンダーソンが追いかける。ここでアンダーソンはチームの負けに気づき、自分のことを棚にあげて高橋を叱責した・・・。
COMMENT
マリア「私もあんなにうまくいくとは思わなかったわ。ちょっとお尻を振ったら、どこまでも付いてきて。その間に2人が勝負を決めてくれると思ってたわ」
ベネット「この福岡、2日とも俺たちが勝った。残念ながらタッグリーグじゃなかったので得点はなかったけど。2日ともBULLET CLUBから勝ったんだから、俺たちキングダムの方が上だってことがみんなわかったんじゃないか。BULLET CLUBはIWGPタッグベルトを持ってるかもしれないけど、俺たちはこうしてROH世界タッグベルトを持ってる。まあ、もうすぐIWGPタッグベルトも返してもらうけどな。そのためにもこのタッグリーグを制するよ」
ターバン「どんなことがあるかわからないけど、ベルトを取り戻すことに変わりはない。なぜなら俺たちの方がベストなタッグチームだからな。そのためにも、これからも最善を尽くして闘うよ」
アンダーソン「マリアをクビにしろ! マリアをクビにしないとダメなんだ! あいつをアメリカに送り返して、2度と日本に来ないようにするんだ。確かにマリアは美人だ。だけど、クビにしないといけない。マリアはニュージャパンから出て行け。出ないと、俺は試合に集中できない! 2012年、『G1 CLIMAX』の決勝まで勝ち上がれたのは、マリアがいなかったからだ。マリアよ、これからの俺の使命は、お前をニュージャパンから追放することだ。永遠にな。ところでユージロー、何で負けたんだ? 何があったんだ?」
裕二郎「MACHINE GUN、I tell you only one thing、NO MARIA!」
アンダーソン「OK、OK。NO MARIA! NO MARIA! NO〜〜〜MARIA!」