NEW JAPAN LIVE IN TSUBAME 〜TSUBAME RETURNS〜

日時: 2011年8月22日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 新潟・燕市民体育館
観衆: 1,400人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　田口とタイチの先発で試合開始。例によってタイチがまともに闘おうとしないと、場内から「マジメにやれ！」の声が飛ぶ。
　そんな中、控えのTAKAが背後から田口の髪の毛を掴んで試合介入。そこからタイチがキャメルクラッチの体勢で田口を捕らえ、TAKAが顔面に低空ドロップキックを食らわせる。さらにタイチが「どうした、チャンピオン？」と挑発して行くが、田口はタイチとTAKAの合体攻撃をかわして開脚式ドロップキックで逆襲。そこへ真壁が飛び込み、両腕ラリアットで2人を場外へ叩き出した。
　だが、TAKA＆タイチが田口を場外戦へ引き込み、一気に形勢逆転。そのままラフ殺法でいいようにいたぶる。TAKAがサミングからジャストフェースロックを極めると、そこへタイチがスライディングキックを食らわせる。
　さらに、TAKAが田口を羽交い絞めにするが、田口が脱出し、TAKAにDDT、タイチにリバースDDTを同時にお見舞い。これでようやく真壁とのタッチが成立する。
　その真壁は、パンチでTAKAとタイチを蹴散らし、パワースラム、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドでタイチに追撃。そこからロープへ走るものの、控えのTAKAが背中を蹴って妨害する。怒った真壁はTAKAを捕らえてリング内に投げ捨てるが、その隙に立ち上がったタイチが顔面かきむしり、顔面キックで逆襲。
　ここからトレイン攻撃となり、タイチの串刺しミドルキック、TAKAの串刺しニーアタック、2人のダブルトラースキックが連続で炸裂。さらに、TAKAが田口を分断して行く。
　するとタイチは、真壁の頭を何度も叩いて挑発し、ショートタイツ姿に変身してロープへ走る。しかし、真壁がカウンターパンチで吹き飛ばし、キングコングニードロップで一気にとどめを刺した。

COMMENT

真壁「オイ！新日本プロレスさんよ、なんだよ？このガキの使いみてぇなカードはよ！ナメんじゃねぇぞ、コノヤロー！俺様は体温まりまくってんだよ！オイ、鈴木（みのる）とやらせろよ、コノヤロー！ランス・アーチャーとやらせろよ、コノヤロー！この俺様はよ、いつもインパクトで勝負してんだよ。なんだよ、コンパクトにまとまった試合はよ？食い足りねぇよ。いつでもやってやるからよ。覚悟しとけ、コノヤロー！」
田口「オイ！なんだよ、次の挑戦者はよぉ！ガキの使いやあらへんで。今日は時間通りに来ただけよかったけど。まず時間通りに来いや！挑戦したいなら。それからだ、話は。相手にならないけど、やってやるよ。イッツ・マイ・ファンキー・ビジネス！」

TAKA「オイ、大丈夫か？しっかりしろよ」
タイチ「この前の（8/14）両国（国技館）、TAKAが来なかったから、1人で調子出なかったかもしんねぇから、もう1回言うぞ！改めて！ Apollo55、オマエらが（IWGP Jr.タッグ）ベルト持ってんの、ファンだってもう飽き飽きしてんだよ。オマエらの政権、長過ぎんだよ。つまんねぇんだよ。だからTAKAが新しい流れ作ってやっから。俺とTAKAにもう1回挑戦させろ。真壁には負けたけど、田口には負けてねぇぞ」
TAKA「ということだよ。“2度あることは3度ある”ってみんな思ってんだろ？コイツ、2回挑戦してんだよ、今年。もしかしたら、“3度目の正直”ってことがあるかもしんねぇからさ。俺とタイチにはよ、鈴木軍になって、ある“秘策”があるんだよ。あと、タイチが言ったようにApollo55555（Apollo55）と、ゴールデン・ボールズ（ゴールデン☆ラヴァーズ）とかよ、いつまでも同じヤツとやっても面白くねぇんだよ！だから、俺らがコロッと新チャンピオンになってよ、新しいJr.の時代創ってやってもいいんじゃねぇのか？」
タイチ「（IWGPJr.タッグのタイトルを）獲ったらよ、最初の防衛戦の相手はよ、（ジャイアント・）バーナードと（カール・）アンダーソンだ。いいだろ？それで」
TAKA「トリプルタイトルだな？鈴木軍には秘策があるだよ。秘策を見せてやるよ。初挑戦だからよ、俺たち。挑戦権くれよな！イッツ・マイ・○ァッキン・ビジネス！」
タイチ「場所は東京ドームか……マジソンスクエア（ガーデン）でもいいぞ」