Ｃｉｒｃｕｉｔ２０１０ＮＥＷＪＡＰＡＮＡＬＩＶＥ

日時: 2010年11月27日(土) 18:00開場　18:30開始
会場: 愛媛・テクスポート今治

第2試合 20分1本勝負

金本浩二
高橋広夢

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

目まぐるしいグラウンドの攻防から、金本が腕を極めて高橋をロープエスケープさせる。
　その後、ロープ付近の離れ際に高橋が張り手を放ち、「来いよ、コラ！」と叫んで金本を挑発。すると金本は、高橋に追撃の張り手を要求し、直後に強烈な張り手をお返し。これをきっかけに激しい張り手の応酬が展開される。
　そこから高橋が、ドロップキックキック、エルボー連打。だが、まったく動じない金本がカウンターソバットからボディへの膝蹴りで反撃。そして、高橋をコーナーに追い込み、顔面ウォッシュを敢行する。
　劣勢の高橋は、ランニングエルボー4連発で金本をダウンさせ、マウントエルボー連射。しかし、金本が体勢を引っくり返し、マウント張り手連射で報復。
　ここでまた張り手の打ち合いになり、そこから金本がハイキックとローキックを連発して高橋の動きを止め、打撃ラッシュで追い討ち。
　しかし高橋は、続いてのローキックをかわしてスクールボーイで逆襲。さらにドロップキックから逆エビ固めを極める。
　しかし、これを脚力で弾き返した金本が、アンクルホールド。逃げようとする高橋をリング中央まで引き戻し、一気にギブアップさせた。
　
　試合後、金本が高橋のもとへ歩み寄る。高橋が意地を見せて張り手を放つと、金本は張り手、パンチ、キックで報復。
　そして、GHCジュニアヘビー級タッグベルトを掲げ、「オイ、お前ら、クソッたれ！聞いとけ！ GHCジュニアタッグ王者の金本浩二様や！」とマイクアピール。リングの周りを回ってファンにベルトを誇示し、退場した。

COMMENT

金本「（高橋について）前回、俺がタイガーマスクと組んで、高橋とキング・ファレとやったときよりも気持ちが入ってましたよね。俺、試合中にあいつのエルボーとか張り手でフラッとなることが何回かありましたもん。でも、（プロレスリング・）ノアに行ったときの KENTA同様、『絶対にマットに膝をつかない』という気持ちで立ってましたんで。でも、気持ちは見えていたと思うんですよ。僕は、お客さんが言葉を失って引くような試合も好きだし、それができる若手だと思うし。高橋しかり、三上（恭佑）しかり。失うものはないですからね。それだけ何でもできるんですよ」
　
※高橋はノーコメント