ストレイドッグ・アーミーのリーダーであるベイトマンが登場し、ヤングと対決するシングルマッチ。
手四つの体勢から両者が腕を取り合い、不利な体勢になったベイトマンがヤングの顔面をかきむしる。
続いてベイトマンはロックアップからヤングの腕を攻め、ロープエスケープさせる。だが、ヤングがベイトマンをニュートラルコーナーへ追い込み、逆水平チョップ連打をお見舞い。
さらにヤングはベイトマンの突進をかわしてニュートラルコーナーへ激突させ、トップロープ越えの前方回転エビ固めを繰り出す。だが、ベイトマンが肩を上げ、トーキック、ハンマーブローで巻き返す。
するとヤングは、カウンタードロップキックでヤングをなぎ倒し、エルボー、逆水平チョップを浴びせる。だが、ベイトマンがハンマースルーを切り返してエルボーを食らわせ、変型ボディスラムから頭部へ低空ドロップキックを浴びせる。
これでベイトマンのペースとなり、ヤングの鼻を掴んでエルボースタンプを投下。さらに、チンロックで絞り上げると、強力なエルボーを連発。
しかし、ヘッドスプリングでヤングが跳ね起き、エルボーから左右のパンチを乱れ打ち。これでベイトマンの動きが鈍ると、コーナーを利用したスイングDDTで突き刺す。
ヤングの攻勢は続き、バックドロップで追い討ち。しかし、ベイトマンが下からのキックで流れを変え、ローリングエルボーでひざまずかせる。
それでもヤングは変型クリストで逆転勝ちを狙うが、ベイトマンが脱出し、強烈なカウンターバックエルボーで撃ち抜く。そして、即座にディス・イズ・ア・キルを炸裂させ、完勝を収めた。
【試合後コメント】
ベイトマン「(※右手で首筋を押さえ)ジェイコブ・オースティン・ヤング…。試合前、俺たち2人が昔とは大きく変わったと言った。だから俺は今日、お前がどれだけバイオレンスを愛しているのかを確認してやった。ジェイコブ・オースティン・ヤングと『NJPW STRONG』に真実を教えてやろう。お前からはガッツや情熱は感じたが、冷酷さが足りなかった。そして、この世の中で冷酷さといえば、この俺だ。仕事への愛がなければ、仕事を続けることはできないと言うヤツもいる。(※足元を指さしながら)俺は21年ものあいだこのバイオレンスな闘いを続けてきたんだ。俺にとってこの業界以上の場所はない。そして、これ以上に俺にとってやりがいを感じる仕事はない。これこそが俺が求め、愛したものであり、お前たちを痛めつけることができる方法だ。今日は始まりに過ぎない。ベイトマンとストレイドッグ・アーミーがすべてを手にしてやる。ストレイドッグ・アーミー! Wooo…! Wooo!!」
ヤング「(※右手で後頭部を押さえ)腕の感覚がない。首も同じような状況だ。今日もこれまでと同じような結果で終わってしまった。ひとつ大きく違うことがあったとすれば、それは危険を感じたことだ。今日の対戦相手のベイトマンが危険性を放っていた。俺もあいつの危険性を感じたし、あいつも俺の“デンジャラスJAY”を感じたはずだ。これからも『STRONG』で“デンジャラスJAY”を見せつけたいと思う」
DETONATION
- 日時
- 2022年12月18日(日) 開場 10:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・The Vermont Hollywood(カルフォルニア州ロサンゼルス)
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第1試合 20分1本勝負
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ジェイコブ・オースティン・ヤング
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ベイトマン
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