Circuit2008 BEST OF THE SUPER Jr.XV 〜FLY HIGH 15th anniversary〜

日時: 2008年6月8日(日) 16:30開場　17:00開始
会場: 兵庫・明石市立産業交流センター
観衆: 1560

第7試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr. Bブロック公式戦

金本浩二
ジミー・レイヴ

境界線

(3勝2敗=6点)
(3勝1敗=6点)

13分57秒　アンクルホールド

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

ブレーンバスター合戦でエプロンに着地した金本は、ロープを挟んでレイヴにハイキック。そして、レイヴをエプロン上に連れ出し、ローキック連打する。すると、レイヴも大外刈りで応戦し、金本はリング下に転落。さらに、全力疾走のラリアットで金本を客席へとふっ飛ばす。
　しかし、リングインした金本はレイヴのダイビング攻撃をキックで迎撃。そこから顔面ウォッシュを浴びせ、ローリングセントーンを狙うが、これはレイヴに避けられる。レイヴは、金本の顔面を踏みつけ、「ウォー！」と叫びながら両手を挙げるアピールを何度も繰り返す。そして、金本をコーナーへ座らせて顔を踏み続け、レッドシューズ海野レフェリーが注意しても「シャラップ！」と言い返して、なかなかやめようとしない。
　その後もレイヴは、変型バックブリーカーやコンプリートショット、ダイビングボディプレスで金本を攻め続ける。さらにバックを取られた金本だったが、前方回転してレイヴの脚を捕獲しアンクルホールドへ。しかし、レイヴは立ち上がって強引に脱出する。
　金本は、レイヴのミサイルキックを手で払うと、側頭部へキック。そして、ムーンサルトプレスでカバーするが、レイヴはカウント2でキックアウト。続いて金本は、タイガースープレックスの構えに入るが、切り返したレイヴは必殺のロック・ザ・ワールド。これで金本をカバーするが、カウントは2。
　レイヴは、2発目のロック・ザ・ワールドを狙うが、金本は不発させてハイキックからファルコンアロー。カウント2でクリアされると、すぐにアンクルホールドへ。ロープに手を伸ばそうと激しく動き回るレイヴの足首を離すことなくガッチリと絞り続け、遂にギブアップさせた。

　マイクを手にした金本は「言わせてもらう。俺は今日、やること全部やった。そして、さっきタイガーが言った通り、俺は必ず（決勝の6/15）後楽園に立つ。みんな、俺に優勝して欲しいか？（ファンの大歓声を聞くと）おしっ、しっかり見ておけ！」とアピール。地元のファンにSUPER Jr.優勝を誓った。

勝利者賞：勝利者トロフィー（明石市市長・北口寛人、明石市議会議員・千住啓介より）

COMMENT

金本「やっぱり、ジミー・レイヴ。アイツはまだ見ぬ強豪やな。俺に明石のメインを任せて『俺が秒殺したらどうすんねん』って思っていたけど、あそこまでやられるとは思わなかった。アイツはSUPER Jr.に出て、新日のリングに立ったことで満足しているかもしれない。でも、俺の中ではSUPER Jr.の優勝（という目標がある）。（勝敗の分かれ目は）この差かな。俺はやるだけやった。あとは（6/13）水戸のタイガー対レイヴ。やっぱりタイガーを応援したいな。アイツが望むんなら、（決勝戦は）3代目タイガーで行ってもいいし。しかし、デヴィットがちょっとかわいそうやったな。SUPER Jr.に懸けていたと思うし、相当ショックを受けていると思う。でも、アイツはこの2年で屈辱を味わって、さらに大きくなって、また復帰して来ると思うから。俺はデヴィットに期待している部分があるんで。でも、タイガーが勝たないと俺が上がれないんだから、『人に言う前にオマエが勝てよ』という感じやな (笑)。18年のキャリアで、この歳（41）でやるだけはやった。あとは結果待つしかないですよね。水戸は試合がなかったんですけど、タイガー対レイヴを見に会場へ行きます」

※レイヴはノーコメント