オープニングマッチはヤングライオンの藤田晃生がグレート-O-カーンにチャレンジ。

　オーカーンは入場コスチュームを身につけず、試合コスチュームで登場。

　オーカーンはリングインと同時に奇襲攻撃。藤田にストンピングの乱打を見舞う。さらにファイヤーマンズキャリーから腕固めで捕獲。
　藤田は切り抜けてヒップトスを狙うも、オーカーンは踏ん張る。すると藤田は負けじとファイヤーマンズキャリーから腕固め。
　だが、オーカーンは難なく脱出し、続いてバックの取り合いに。そして両者は一旦距離を取る。藤田は首投げを狙うも、オーカーンはこらえて馬乗りに。
　続いてオーカーンはフロントネックロックを決めるが、藤田はバックに回る。オーカーンがリストを取って切り返すと、藤田は低空タックル。
　しかし、オーカーンはこらえて胴絞めスリーパーに。そこからグラウンドフェイスロックへ。藤田は足でなんとかロープエスケープ。
　オーカーンは腰投げから、藤田の左腕を足で挟み、顔を叩いて挑発。藤田はカバーを返してエルボーを連発。するとオーカーンはスタンディングの肩固め。これを藤田は脇固めで切り返すも、オーカーンは脱出して左腕をハンマーロック。藤田は足をロープにかけて逃れる。
　オーカーンはフロントネックロックで捕らえるも、藤田はファイヤーマンズキャリー。だが、オーカーンはリストを捕獲。
　藤田は切り抜けるとオーカーンを抱え上げ、スパインバスターのように叩きつける。そして馬乗りエルボーから腕ひしぎ十字へ。しかし、すぐさまオーカーンは切り抜け、電光石火の膝十字固め。たまらず藤田はギブアップ、オーカーンが貫禄勝ちを収めた。

オーカーン「（持参したイスに座り）中島はどうした、中島？　あいつ、余のエルボーたった1発で欠場か？　弱えな。もう二度と貴様みたいなヤングライオンと戦うことはねえだろう。だから教えといてやるよ。最後だ。中島、てめえがいいのは面だけだ。総合格闘技をかじってんのかもしんねえがな、そんな程度で勝てると思うなよ。

余はレスリングもサンボもブラジリアン柔術もキックボクシングもグラップリング、パンクラチオン、コンバットレスリング、空手、もっともっと10種類以上の格闘技で日本もしくは世界チャンピオンになって、プロレスも学んで勝ってる。支配者を名乗れてんだよ。そんな程度の実力で総合格闘技を誇りに思ってんじゃねえよ。てめえにねえのは基礎。それからプロレスに対する思いだよ。別に熱いこと言ってるわけじゃねえぞ。（立ち上がり、イスを畳んで片手に持ちながら）今日からてめえは弱えっていうな。はい、どけ！（と吐き捨てて控室へ）」

藤田「中島が欠場になった相手もオーカーンで、自分がその代わりに今日も明日もシングルを組んでもらって、このまま終わるわけにはいきません。明日、何があっても、何があっても必ず勝ちます！　ありがとうございました！」