ジェイが自ら提唱した「US OF JAY」オープンチャンレジマッチの第1弾で、BULLET CLUBのジェイがAEWのダニエルズと激突。
ゴング直後のロックアップで競り勝ったジェイが、コーナーでクリーンブレイクして不敵な笑みを浮かべる。その後、ジェイが再びコーナーへ押し込むと、ダニエルズがややエキサイト。だが、ジェイがカウンターショルダータックルでなぎ倒す。
ここでジェイは自ら場外へ逃げるが、ダニエルズがリング上で捕まえてアームホイップ。そして、側転のフェイントから張り手を食らわせると、うつ伏せになったジェイの頭部を上から踏みつける。
そのままダニエルズのペースとなり、ブレーンバスター、串刺しジャンピングエルボー、エルボースタンプなどで追撃。そして、串刺し攻撃へいくが、ジェイがショルダースルーで場外へ転落させる。
さらにジェイは、ダニエルズの腰をエプロンへ何度も打ちつけ、逆水平チョップで追い討ち。そしてリングへ戻ると、ストンピング連打から鎌固めを極める。
それでもダニエルズはエルボー連打を繰り出すが、ジェイが左膝に低空ドロップキックを浴びせ、膝裏には低空タックルを見舞う。そして、両膝をマットへ打ちつけたのち、串刺しエルボースマッシュ、バックドロップで追撃していく。
さらにジェイは、ダニエルズの頭を青コーナーやエプロンへ何度も叩きつけ、ダメージを蓄積させる。これでダニエルズは完全に動きが止まってしまうが、一瞬の隙を突いたデスバレーボムで逆転に成功。そこから変型肩固めで絞り上げ、ジェイに悲鳴をあげさせる。
しかしジェイは、エプロンからダニエルズの頭を取ってトップロープへ激突させ、DDTで追撃。そこからブレーンバスターの体勢に入るが、ダニエルズが脱出し、ブルサンダーで叩きつける。
さらにダニエルズは、顔面パンチ連打、ショルダースルー、延髄斬り、変型大外刈りと畳み掛ける。それでもジェイはニュートラルコーナー最上段に座るが、ダニエルズが下から張り手を食らわせ、変型シットダウン式パワーボムを炸裂させる。
続いてダニエルズはエンジェルウィングスを仕掛けるが、ジェイが抵抗して場外へ逃げる。だが、すかさずダニエルズがトペスイシーダを食らわせ、ボディスラムで場外マットへ叩きつける。
次にダニエルズは場外マットを剥がし、エンジェルウィングスの体勢に入る。しかし、ジェイがリバーススープレックスで投げ捨て、ブレーンバスタースラムの応用でエプロンへ叩きつける。
リングへ戻ったジェイは、ブレードバスターでダニエルズへ追撃。だが、ダニエルズが変型チョークスラムで巻き返し、ジェイが仕掛けたサムソンクラッチを上から押し潰す。
さらにジェイは背中で体重を浴びせて押さえ込むが、ダニエルズが立ち上がってついにエンジェルウィングスを炸裂させる。しかし、フォールにいくのが若干遅れてしまい、ジェイがギリギリで肩を上げる。
するとダニエルズはもう1度エンジェルウィングスを狙うが、ジェイが抵抗してニュートラルコーナーへ叩きつける。そして、裏投げ、SSS、キーウィクラッシャーと得意技を連発していく。
続いてジェイはブレードランナーの体勢に入るが、ダニエルズが抵抗し、カウンターコンプリートショットで巻き返す。そして、またもやエンジェルウィングスを仕掛けるが、ジェイが回避してブレードランナーにいく。
そこからダニエルズが逃れ、再び変型チョークスラムで叩きつける。そして、コーナー2段目から最上段へ飛び移ってムーンサルトプレスを放つも、ジェイが両膝を立てて身を守る。これでダニエルズは大ダメージを負ってしまい、すかさずジェイがブレードランナーで葬った。
【試合後コメント】
ジェイ「(※インタビュースペース横の鏡で頭部の傷を確認しつつ)大丈夫なのか…!? よく見えないな……。(※カメラのほうを向いて頭を指さし)あいつにトペでやられた後頭部はよく見えないが、痛みは感じている。まさかほかのヤツらみたいに飛んでくるとは思わなかった。(※両腕を広げ)新しい試みでいいだろう? いいかハリウッド? “本物のスター”ジェイ・ホワイトが来てやったんだ! 俺は“世界最高のプロレスラー”であり、“ラスト・ロックンローラー”であり、マディソン・スクエア・ガーデンを1人で完売させた“KING SWITCH”だ。(※両手でピストルサインを作り)そして、“史上初の4冠王者”こそがリアルだ。俺は間違いなんて犯さない。何度もそれを証明してきたし、今回も証明してみせた。今日は『US OF JAY』オープンチャレンジで、AEWの“将来有望な”クリストファー・ダニエルズと対戦した。この試合を組んでくれたことに感謝する。あいつにとってもいい経験になっただろ。これで顔くらいは覚えてもらえたんじゃないか!? あいつへの声援も飛んでいたしな! おめでとう、クリストファー…。次の対戦相手は誰だ!? AEW、ほかのヤツを送り込んでくれるのか!? IMPACT、“世界最高峰の男”と闘うチャンスを手にするヤツはいるのか!? 誰かいるのか!? どうなんだ!? NWAはどうだ!? 日本のヤツらだっていいんだぞ。誰かをアメリカに送り込んだらどうなんだ!? そうしたらそいつを有名にしてやることだってできるんだぞ! (※カメラから目線を外して少し考え)……誰だろうな!? 1月15日にシアトルで開催される『THE NEW BEGINNING USA』での対戦相手は誰になるだろうな!? (※手を叩き)AEW、誰かを用意するんだぞ。IMPACT、インパクトを与えられるヤツを用意してくれよ!」
ダニエルズ「29年もこの業界にいるから、勝ちについても負けについてもよくわかっている。いつも鏡の前で全力を尽くすように自分へ話しかけている。今日の『NJPW STRONG』でも全力を尽くした。世界最高峰のレスラーの1人である元IWGPヘビー級王者“SWITCHBLADE”ジェイ・ホワイトと闘ったんだ! あいつは何の疑問も持たずに自分の時代だと豪語していた。今日はあいつの土俵に足を踏み入れたわけだが、あいつの言葉どおり、最後に負けたのは“フォーリン・エンジェル”クリストファー・ダニエルズだった……。しかし、ただお前に負けたことと、最後に負けたのがお前であることには、大きな違いがある、ジェイ・ホワイト。俺は負けたままでは終わらない。好き勝手言っていられるのもいまのうちだ。クリストファー・ダニエルズはまだここに立っている。呼吸もまだしているし、(※手を胸にあて)心臓もまだ動き続けている。もう1度お前と闘いたい。『NJPW STRONG』でも、日本でも、AEWでも、どこでもいい。この会場の駐車場でいまから闘ってもいいんだぞ、ジェイ・ホワイト!! 今日、勝ち名乗りを受けたのはお前だが、今日で終わったわけじゃない。すでに“有名”な“レジェンド”とまた手を合わせたくなったら、いつでも連絡してくれ。(※カメラを指さし)また闘ってやる」
NEMESIS
- 日時
- 2022年1月30日(日) 開場 10:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第3試合 30分1本勝負
US OF JAY オープンチャンレジマッチ-
クリストファー・ダニエルズ
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ジェイ・ホワイト
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