最初にヒクレオが、タマ・トンガ&タンガ・ロアの入場テーマ『GUERRILAS OF DESTINY』で入場ゲートに姿を現した。さらに、ヒクレオが呼び出したのは、父である“レジェンド”キング・ハク!
ハクは、新日本プロレスの赤いジャージの上下とBULLET CLUBのTシャツに身を包み、パフォーマンスを披露すると場内は大熱狂。
代わって、新 USヘビー級王者となったランス・アーチャーがベルトを手に堂々のリングイン。
長身で自分よりも背の高いヒクレオと向かい合ったアーチャー。おたがいに首を絞め合うと、コーナーのヒクレオに走るこんでの串刺しボディアタック。さらに、セカンドロープの上からナックル連打。しかし、ヒクレオはそのまま持ち上げてダイナミックなパワーボムで逆襲。
だが、アーチャーは強烈なエルボー連射。しかし、ヒクレオもパワースラムで反撃すると、アーチャーを場外へラリアットで叩き落す。ヒクレオが場外フェンスにアーチャーを叩きつけるが、逆にヒクレオも叩きつけられるなど一進一退。
ヒクレオをリングに戻したアーチャー。だが、その背後からハクが襲い掛かり、得意のムーブから首を掴んでアーチャーをフェンスに投げつけると、場内は大熱狂。
ここにヒクレオもやって来て、逆水平チョップを連射。再びリングに戻ると、今度はアーチャーをボディスラム。ストンピングから、指でアーチャーの頭にピストルポーズを決めたヒクレオは、ヘッドバッドから逆水平チョップ。
だがアーチャーもスピーディーに切り返して後頭部にラリアット、さらに強烈なエルボー、至近距離のラリアット2連発、そしてトップロープ渡りからのムーンサルトアタックを見せて、場内を沸かせていく。
容赦のないアーチャーは、トップコーナー上のヒクレオを雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばすと、今度は必殺のブラックアウトの態勢へ。リング中央までゆっくり歩みを進めると、巨漢のヒクレオを豪快に投げ切って、3カウント奪取。