新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 BEST OF THE SUPER Jr.XIV〜Power Of Mind〜
- 日時
- 2007年6月8日(金) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場
- 観衆
- 1600
-
第8試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr.XIV Bブロック公式リーグ戦-
金本 浩二
-
稔
- (2勝1敗=4点)
- (2敗=0点)
レフェリー|タイガー服部 -
MATCH REPORT
金本が稔のウイークポイントである左肩を狙えば、稔は場外フェンスを使ったアームブリーカーなどで、金本の腕を集中攻撃する。
だが、稔の串刺し攻撃をかわした金本は、串刺しニーリフトで反撃し、顔面ウォッシュを敢行。
さらに金本は、ローリングセントーンからアンクルホールドを極めるが、稔はすぐにロープエスケープ。
そこから金本はロープへ走るが、稔はカウンターのハイキック、低空ドロップキックで逆襲。しかし、金本は稔のブレーンバスターを踏ん張り、ファルコンアロー。
さらに金本は、雪崩式フロントスープレックスから稔に馬乗りになってエルボー連打。そして、コーナー最上段に上って行くが、立ち上がった稔が雪崩式ジャーマンスープレックスホイップ。空中高く放り出された金本は、うつぶせ状態でマットに叩きつけられる。
稔の攻勢は続き、雪崩式フィッシャーマンバスター、フルネルソンバースト。そして、側頭部へのミドルキックからフォールへ。
これをカウント2で返した金本は、カウンターのフロントスープレックスで反撃し、ローリングソバット、ファルコンアロー。
続いて金本はカウンターキックを放つが、稔もすぐに逆さ押さえ込み。そして、金本に自らの蹴り足を取らせ、腕ひしぎ逆十字固め。だが、すり抜けた金本がアンクルホールドで逆襲。しかし、稔はこれをさらに切り返し、腕ひしぎ逆十字固めで金本をロープエスケープさせる。
続いて、キック、エルボーの打ち合いから、稔がロープに走る。しかし、金本はカウンターの膝蹴りからタイガースープレックスへ。これを回避した稔は金本バックに回るが、金本もすぐに反応してアンクルホールド。今度は稔がロープエスケープ。
続いて金本は、コーナーに上ろうとするが、稔が電光石火のスクールボーイ。これはカウント3ギリギリで金本がキックアウト。
そして、金本は今度こそムーンサルトプレスでダイブするが、両ヒザで迎撃した稔が、腕ひしぎ逆十字固め。だが、金本も切り返してアンクルホールド。ところが、さらにこれを切り返した稔がアンクルホールドを極め、脚を取ったまま金本をフォールする。
しかし、金本はこれをはねのけたと同時に“本家”アンクルホールド。これでついに稔がギブアップとなり、金本が接戦を制した。
試合後、リングのまわりを1周して大阪のファンとハイタッチを交わした金本は、2勝1敗の4点。対するディフェンディングチャンピオンの稔は0勝2敗の0点と、早くも崖っぷちに立たされてしまった。
COMMENT
稔「腹立つな、クソ。公式戦抜きにしても、あのオッサンに勝ちたかったな。あのオッサン、今シリーズのテーマは“力の差”とか言ってたけど、次アイツと当たった時は、お前のテーマを“歳の差”にしてやるよ!」