序盤、腕を取られたTJPが切り返し、ショートレンジドロップキックをお見舞い。そして、ライムライトの両手首をロックして自由を奪うと、ショルダータックルでなぎ倒す。
その後、ライムライトはTJPの突進をバク宙で回避。それでもTJPはコークスクリューヘッドシザースホイップを繰り出すが、ライムライトがトリッキーなアームホイップで挽回。そして、セカンドロープを利用したスイングDDTでTJPを場外へ追いやり、ノータッチトルニージョを食らわせる。
しかし、TJPはライムライトをコーナーで逆さづりにし、低空ドロップキックで串刺し。さらに、カウンターバックエルボー、エルボースマッシュ、顔面踏みつけ攻撃などで追い討ちをかける。
次にTJPはブレーンバスターからバックドロップにいくが、ライムライトがカウンタードロップキックで逆襲。だが、TJPが河津落としで叩きつけ、グラウンド卍固め、鎌固め、変型アームブリーカーなどに繋ぐ。
するとライムライトは、フェイントでエプロンからジャンピングハイキックを浴びせ、トップロープに跨った状態でセカンドロープ上を移動。そして、そこからトップロープへ飛び乗り、TJPにフライングラリアットを叩き込む。
ライムライトの攻撃は続き、ランニングラリアット、ハーフネルソンスープレックス、ローリングミドルキック、三角飛びスイングDDT。続いてコーナーへのぼるが、TJPが素早く追いかけ、トップロープ上から雪崩式ブレーンバスターを敢行。そして、そのままクラッチを離さずに立ち上がり、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
ここでTJPは赤コーナー最上段へのぼり、マンバスプラッシュからの片エビ固めで3カウント奪取。完勝を収めた。
試合後、TJPは自ら握手を求め、ライムライトの健闘を称えた。
Lion's Break Collision #2
- 日時
- 2020年7月11日(土) 開場 11:00開始
- 会場
- 非公開
- 放送
-
第2試合 20分1本勝負
MATCH REPORT
COMMENT
TJP「LA道場ウィークが来たぜ、ベイビー! どの試合でもLA道場ボーイズが勝っているよ! 俺、カール・フレドリックス、クラーク、アレックス……。俺たちはみんな、LA道場を代表しているんだ。これは何世代にもわたってLA道場がやってきたことだ。
今日はダニー・ライムライトと闘った。ダニー・ライムライトとリングに立ったのは今回が初めてだ。本当のことを言おう。俺は無敵じゃないかもしれないけど、俺は既に1勝しているんだ。そして今夜も俺は負けなかった。俺は負けるためにはるばるここまで来たわけじゃない。今夜、俺は勝ったんだ。でも、ダニー・ライムライトは未来のスターだ。彼は、俺がここ15年以上の間使ってこなかったような技を仕掛けてきた。
そこのカメラの後ろにいるデイブは、このバカがどれだけ年老いたか知っている。今夜ダニーは惜しいところまでいったけど、勝利を掴むことはできなかった。次は勝てるかもな。ダニーよ、もし、俺ともう一度闘いたいならやってやるよ。俺がニューヨークに行ってもいいし、お前がロサンゼルスに来てもいい。今日はありがとう」
ライムライト「なんて素晴らしい機会をもらったんだ。まずはニュージャパンにお礼が言いたいよ。ニュージャパンは、俺の街であるニューヨークシティの代表として、前にでて俺のカルチャーを表現する機会を俺に与えてくれた。光栄なことだし、誇りを持って闘ったよ。俺はあのTJPとリングで闘ったんだ。彼はすべてをやった男だ。称賛は彼が受けるべきだ。彼が試合に勝ったからな。でも今度あのリングで俺を見た時は、ニューヨークのプエルトリコから熱い火を持って闘ってやる! 必ずな!」