前日にNEVER世界6人タッグ王座を防衛した“IWGPインターコンチネンタル王者”ケニー・オメガが、この日はACHとシングルで対戦。
ケニーの入場に、ROHファンは大歓声! ホウキを持って、ヤングバックスとともに入場すると、「オ・メ・ガ!」コールが爆発する。
「ダダン・ダン・ダン・ダン!」と、ターミネーターのリズムに合わせて、足を踏み鳴らす観客。序盤から、ケニーとACHがスピーディーでリズミカルな攻防を見せる。
ACHはケニーの攻撃を避けて、バク中で場外へ。しかし、ここをヤングバックスが急襲。リングでペースを握ったケニーだが、ACHもコーナーのケニーへストンピングを叩き込む。
ケニーは自分の腕の毛を抜いて(?)そのまま、相手の顔面を激しくウォッシュ。そこからスリーパーでACHを捕獲。ACHに強烈なキチンシンク。逆水平チョップをヒット。
しかし、ACHも逆水平チョップを炸裂。コーナーのケニーにその場飛びでバク中しながらキック。さらに場外のヤングバックス、ケニーに対して、ロープ駆け上がり式のトぺコンヒーロ!
さらに、コーナーから背中へのフットスタンプ。 しかし、ケニー・オメガもノーモーション・ジャーマンスープレックスホールド。しかし、ACH垂直落下式ブレーンバスターで応戦。
試合終盤、ケニーがニーアタック。しかし、ACHも張り手で反撃。ケニーは、「ダン、ダン、ダン」と足を踏み鳴らしながら、技を狙っていたが、ここはACHが切り返してのスタナー炸裂。
しかし、ACHのスプラッシュ攻撃が不発に終わると、ケニーが走り込みながらの強烈なランニングニーアタック! そして最後は、片翼の天使でシッカリと沈めてみせた。
ケニー「伝説のストーンコールド、ACHという選手について、いろいろウワサは聞いていた。そして2年か、3年前にも一度闘ったことがあるけど、そのときは凄い闘いだった。試合時間もたしか18分から20分くらい。でも、今日はどうだった? 10分くらい?
これが何を意味するかわかるだろ? そう、俺は2倍強くなった、ということだ。もちろんACHも少しは強くなったかもしれないけど、俺ほど強くなったか? そうは思わない。
だからACH、もし、また未来にもう一回闘ったとき、もっと強くなってなかったら、もっともっと早く倒してしまうだろう。だから、おまえはROHでシッカリ頑張るんだな」