11月14日、現在世界 74 カ国でオープニング No.1 の大ヒット中、まさに世界中で大旋風を巻き起こしている最“恐”アンチヒーローが大暴れするアクション超大作『ブラックアダム』( ※日本では、12 月 2 日(金)より公開)のジャパンプレミアが都内で開催され、新日本プロレスからオカダ・カズチカ選手がゲストとして登壇した。
撮影/山本正二
今作は、いまや世界から注目される超人気俳優であり、WWE時代は“ザ・ロック”として大活躍していた、あのドウェイン・ジョンソンさんが主演する超大作。
話題のDCワールド最新作にして、最“恐”の破壊神が登場するこの映画、今回は“レインメーカー”オカダ選手と、ドウェインの大ファンでバラエティのみならず幅広いジャンル活躍、プロレスファンとしても知られるファーストサマーウイカさんが登壇。
また、日本語吹き替え版でドウェインの声を担当した声優の楠大典さん、新米ヒーローのサイクロン役を担当した声優の内田真礼さんも登壇した。
まず、MCの荘口彰久さんが登壇者を呼び込むと、いきなりブックパネルを突き破って、オカダ選手を筆頭に、ウイカさんらが豪快に登場!
オカダ選手は「今月にニューヨークに行って来たんですけど、飛行機の中で(新作の)『バットマン』を観てたんですよ。結構、バットマンなんで(画面が)真っ暗じゃないですか? この『ブラックアダム』も相当、真っ暗な感じで戦っていくのかなと思ったら結構明るくて、明るいシーンで戦ったりだとか。あと結構笑えますね」とこれまでのDC作品とのカラーの違いに言及。その上で「本当に“喜怒哀楽”が詰まった作品だなと思いました」と絶賛コメントを寄せた。
また、壇上に等身大のマッチョなブラックアダムの看板を見ながら、「試合できそうですね」「なかなかやりそうっすね」とコメントすると、ウイカさんからは「さすが、オカダさんにしか言えないですね!」とツッコミ。さらに問われると「まあ試合ができるんだったら試合したいですね、同じプロレスラーとして」と“ザ・ロック”との対戦に興味を寄せた。
その一方で、映画内の『ブラックアダム』の強さ、カッコよさについて問われると、「みなさん、すぐ見てわかってもらえると思うんですけど強いっす」とその破壊的な強さには、お手上げの様子。
ウイカさんから「オカダさんなら、どうやって倒します?」と“仮想”vsブラックアダム戦を問われると「プロレスは丸め込みとかでもいいですし、パイプ椅子を使ってもいいですし(笑)。効かないかもしれないですけどね、ブラックアダムは。たぶん誰も勝てないです、プロレスラー」とコメント。
また、今作の日本語吹き替え版では、声優でカメオ参加もしているというオカダ選手。ウイカさんは「私、オカダさん、どこの場面かわかりました!」と断言。オカダは、「本当ですか? ボクは、バイク乗ってました」と告白。
声優業に関しては「ボクはですね、妻が声優なので、どうしたらいいかアドバイスを貰ったんですよ。『人がしゃべってる、人の表情を見て、それと同じような温度で話せば、大丈夫』と言ってもらえて。『わかった、じゃあそれでやってくる』と言って、いざ現場に行くと、その人がマスクを被ってて表情がなくて、ちょっとその時は焦りましたけどね」とアフレコ秘話も披露。
また、最“恐”エピソードについて聞かれたオカダ選手は、「何ヶ月か前にですね、天龍源一郎さんにお会いしたんですよ。天龍さんに(口調をマネしながら)『今日、おまえ外車で来たのか?』って言われて、でもちょっと聞き取れなかったんです。それで『ハイ?』って」と天龍ボイスが聞き取れなかった件に言及。
「改めて『今日おまえ外車で来たのか?』と言われて、また聞き取れなかったんですよ。また、『ハイ?』って聞いてしまって。ダメなんですよ、そんな大先輩と何回も聞き返しちゃダメじゃないですか?」「何回も聞き返しちゃったんで、そのまま本当に、3回目の時の顔は最“恐”でしたね。ブラックアダムよりちょっと怖いぐらいかもしれないですけど……」と恐怖のエピソードを披露。
また、ここで主演であるドウェイン・ジョンソンさんのVTRが流れ、「映画公開の際に何度も日本を訪れたことがあるのだけれど、俳優になる前はプロレスの選手として日本に滞在したこともあるんだ。レスリングツアーで初めて訪れた日本は素晴らしかった!」とコメント。
さらに「日本で大人気のカズチカさん、ウイカさんにちょっとした挑戦に乗ってもらおう……。あ、いや、中身は言わないほうが良いか。とにかく幸運を祈るよ?」と謎のメッセージ。
これを受けて、「ドウェイン・ジョンソンさんからこんなものが届きました!」と、舞台には、まるで瓦割のように通常の30倍以上のフタが山のように積み重ねられた“鏡開き”用の酒樽が登場。
一同が、その大きさに衝撃を受ける中、オカダ選手だけは、「ボクは高さ的に丁度いいですね」と自信をのぞかせると、ウイカさんが「丁度よくないでしょ! 丁度はよくないでしょ」とすかさずツッコム場面も。
このあと、酒樽の周りでフォトセッションが行われ、オカダ選手の「映画館にブラックアダムの雨が降るぞー!」のかけ声で鏡開き!
さらに、舞台の両サイドからバズーカが発射されるなど、“レインメーカー流”のド派手な演出で、場内は大盛り上がり。大盛況の中、『ブラックアダム』ジャパンプレミアは幕を閉じた。
■映画『ブラック・アダム』
公開日時:12月 2 日(金)〜
https://wwws.warnerbros.co.jp/blackadam/