いよいよアメリカでも大会が再開! 次世代の才能にスポットライトをあてる『Lion’s Break』が、配信のみの大会『Lion’s Break Collision』 としてアメリカで開催!
毎週土曜11時から新日本プロレスワールドで配信されるこの大会。今回は、現地のロッキー・ロメロ選手がウワサの“元UFCファイター”を徹底紹介!
★『Lion’s Break Collision #1』と『Lion’s Break Collision #2』は、新日本プロレスワールドで絶賛配信中!
■トムはとくに総合格闘家みたいには闘わないんだ。『Lion’s Break Collision』では彼独特のユニークでおもしろい動きを見られると思うよ。
――さて、ロッキー選手。『Lion’s Break Collision』の第3回に登場するのは、新メンバーの中でも、一番のビッグネーム。元UFCファイター、元MLWヘビー級チャンピオン(MLWはアメリカのプロレス団体)である“フィルシー”トム・ローラー選手ですね。
ロッキー ああ、トム・ローラーの参戦はクールなサプライズだったね。
――サプライズでしたが、理にはかなっていますね。総合格闘家からプロレスへの移行は、アントニオ猪木さんの元で始まった元祖LA道場のコンセプトに合っていると思います。
ロッキー そうだね。もっと若い頃に彼と出会っていたら、トム・ローラーは俺と一緒に元祖LA道場でトレーニングをしていただろうな。イノキサンはどこかでニヤニヤしてたりして(笑)
――ローラー選手は、UFC時代も、非常にカリスマ性のあるキャラクターが有名でしたね。
ロッキー ああ、彼はただの凄い総合格闘家じゃないんだ。トムは強烈なキャラクターを持ってるし、自分の考えもハッキリ言うタイプ。総合格闘技時代は、試合ごとにコスチュームやパフォーマンスを変えていた。しかも、なにかしらプロレスに関係しているんだよ。
――ローラーは以前から、新日本プロレスの大ファンだったみたいですね。
ロッキー ああ、新日本のリングで総合格闘家が闘うのを見るのは、2013年~2014年に行われたグレイシー一族とカズシ・サクラバの闘い以来かな。
――2014年5月の横浜アリーナ大会では、桜庭和志vsホーレス・グレイシーの異種格闘技戦、中邑真輔vsダニエル・グレイシーのインターコンチネンタル選手権が行われてますね。
ロッキー そうだった。でも、今回は異種格闘技戦じゃない。というのは、トムはとくに総合格闘家みたいには闘わないんだ。
――総合格闘技のバックボーンがあるにもかかわらず、そこを強調するわけではないですか?
ロッキー ああ、たしかに彼は総合格闘技出身だけど、『Lion’s Break Collision』では彼独特のユニークでおもしろい動きを見られると思うよ。トムは今回のシリーズでうまくやっていける選手だし、『Lion’s Break Collision』は彼にとって素晴らしいニュージャパンでの幕開けになるだろね。
■『Lion’s Break Collision』を通して“ニュージャパンの形”が大きく変わるかもしれない。
――最後に、今の外国人レスラー達のムードはどんな感じだと思いますか?『Lion’s Break Collision』は、現状では日本に中々行けない外国人レスラー達にとって注目を浴びられる場所になれるでしょうか?
ロッキー どのレスラーもみんな、日本に戻りたくて、早くプロレスがしたくて、早くファンのもとに戻りたくて、ムズムズしていると思うよ。もし、『Lion’s Break Collision』が成功したら、ここからいろんな可能性が開けてくると思うんだ。
――確かにそうかもしれませんね。
ロッキー そして、もっといろんなことが出来るようになったら、『Lion’s Break Collision』だろうが、また他の大会だろうが、外国人レスラーたちはロサンゼルスに喜んで行くだろうね。
――みんなプロレスをする機会を待ち望んでいて、『Lion’s Break Collision』やアメリカ初の大会が、その受け皿になるというか。
ロッキー 今後、何が起こるかは誰もわからない。『Lion’s Break Collision』は、カール・フレドリックスやダニー・ライムライトみたいな才能のある選手が大きくステップアップするためにあるし、これを通して“ニュージャパンの形”が大きく変わるかもしれない。今回のシリーズは、アメリカにおいても世界中においても、ニュージャパンにとってビッグチャンスなんだ。
★配信日程
●『Lion’s Break Collision #3』
日本時間:7月18日(土)午前11時
※アメリカ時間:7月17日(金)10:00PM(ET)
●『Lion’s Break Collision #4』
日本時間:7月25日(土)午前11時
※アメリカ時間7月24日(金)10:00PM(ET)