『NEW JAPAN CUP』初出場・初優勝の快挙を成し遂げた飯伏。今回の両国決戦でIWGPヘビー級王座に初挑戦を果たす“ゴールデン・スター”が、初対決となる王者・AJスタイルズについて、その胸の内を語った、両国国技館パンフレットのインタビューの一部を先出し!!
■父には、今回の優勝姿をホントに見てもらいたかったというか
——『NEW JAPAN CUP』優勝後のインタビューでは涙も見られました。
飯伏 リングで泣いたのは初めてかもしれないですね。それだけ自分を追い込んで臨んだ大会だったし、感情が一気に爆発したんだと思います。あとは親に対する気持ちもあったというか。
——試合後、涙の理由を聞かれた際は「いや……、言えないですね」と答えてましたが、それは親御さんの存在についてですか?
飯伏 はい。じつは今回の『NJC』は、時期的に父親の3周忌と重なってたんです。ボクは父の影響でプロレスを好きになりましたし、レスラーになってからも父は凄く応援してくれてたので、今回の優勝姿をホントに見てもらいたかったというか。
——そういう思いが去来したんですね。そして、優勝者には4.5両国大会でIWGPヘビー、IWGPインターコンチ、NEVER無差別級の中から一つ、挑戦の選択権が与えられましたが、飯伏選手はIWGPヘビーを選びました。まず、あらためて自分にとってIWGPヘビーのベルトとはどういうものですか?
飯伏 自分がファン時代に最も憧れていたベルトです。橋本真也さんが最強の王者として防衛を重ねていたイメージが強いですね。そのベルトに自分が挑戦するのが信じられないですし。自分の目標である世間にプロレスを広めるためにも、あのベルトは大きな力になってくれると思います。あと、あのベルトを選んだ理由として、王者がAJスタイルズだからというのも大きいです。
■AJもかなりのゲーマーらしいですね! AJが凄い理由がまた一つ、わかった気がします(笑)
——以前、飯伏選手はAJを「テクニックやスタミナや気持ち、何から何までMAXのレスラー」と評していましたが、とくに一つ凄い点をあげるとすると?
飯伏 すべてに対する“勘”ですかね。背中に目がついているというか。ボクも破天荒な動きをするって言われますけど、頭で考えてというよりは本能で動いているので、きっとAJも高いレベルでそういう部分を持ってるんだと思います。
——そんな二人の共通点としては無類のゲーム好きというのもあるのかな、と(笑)。
飯伏 ああ、AJもかなりのゲーマーらしいですね! いや、これは冗談じゃなく、ゲームで勘は相当養われると思うんですよ。なんか、AJが凄い理由がまた一つ、わかった気がします(笑)。
——では、逆に飯伏選手がここはAJに勝ってると思う部分は?
飯伏 う〜ん……、強いて挙げるなら打撃ですか。そのあたりが活路を見出すポイントになるかもしれないですね。いやあ、でも楽しみですね! 噛み合ったら凄い試合になると思います。でも、ちょっと今回は本能だけじゃなく、あえて作戦を練っていきたいな、と。狙っているものがあるので(ニヤリ)。
——その秘策のヒントを教えてもらえますか?
※今回はここまで! 両国でのAJスタイルズ戦に向けた秘策とは?
そして『NEW JAPAN CUP』振り返りなど、インタビュー全文は4.5「INVASION ATTACK」両国国技館大会のパンフレットでご確認ください!!
■「INVASION ATTACK」4.5両国国技館大会パンフレット=1,000円にて、当日会場で販売!!
■『INVASION ATTACK 2015』
●4月5日(日)16:00
東京・両国国技館 ★対戦カードはコチラ!
※「砂かぶり」「アリーナA」が完売、「アリーナB」「アリーナC」「2階特別席」「2階指定席」は残り僅かとなりました。