『WORLD TAG LEAGUE 2014』優勝決定戦から一夜明けた12月8日(月)、見事に初優勝を遂げた後藤洋央紀&柴田勝頼が記者会見に出席。
正式決定した1月4日東京ドーム大会でのIWGPタッグ王座挑戦について、意気込みを語った。
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両選手は、昨日の『WORLD TAG』優勝決定戦でIWGPタッグ王者組でもあるカール・アンダーソン&ドク・ギャローズを撃破。試合後、「そろそろ勲章が欲しい」(柴田)「機は熟した。次はベルトだ!」と宣言し、今回のタイトル挑戦へ繋がった。
開幕3連敗のあと4連勝という逆転劇でリーグ戦を勝ち上がり、優勝決定戦では抜群のチームワークを見せた盟友タッグ。
本日の会見でも、「後藤がいての今」(柴田)「柴田がいなかったら俺はここにい」ないかもしれない」(後藤)と語り、絆の強さを見せつけていた。
■両選手のコメントと質疑応答
後藤「今年の初めから、ずっとタッグを組んでいて、やっと柴田とのタッグで結果を出せたことに、まずは嬉しく思ってます。昨日の優勝はやっぱり通過点。次の東京ドーム、ベルトを獲って、今年1年の集大成を見せたいと思います」
柴田「昨日はありがとうございました。自分としては、プロレスの世界に入って、初めての記録に残る結果というか、そうなってくるとやっぱり、もうちょっとちゃんと形を残したいという欲が出てきて、次はベルトだなという気持ちでいます」
——リーグ戦、巡業を振り返って、いかがでしたか?
柴田「巡業は前シリーズから出て、行く先々で自分がなんか逆にパワーをもらって、試合をしてるっていう気持ちになりましたね。リーグ戦は、まずタッグということで、仲間を信じることから、そこから始まっていましたね。結果は後からついてくる。誤爆も何回もしましたけども、それも全部受け止めてやるという気持ちでやっていましたね。
——後藤選手、開幕3連敗で柴田選手からのゲキもありましたが、今の柴田選手の発言を聞いていかがですか?
後藤「そうですね。やはり再三、誤爆で負けはしたんですけど。それにふてくされることもなく、自分を信じてくれたパートナーのおかげで勝てたと思ってます」
——柴田選手は昨日も「記録に残る結果」というコメントをしておりましたが、隣に高校時代からの盟友である後藤選手がいるということは、さらに意味があることですか?
柴田「そうですね。だから昨日も質問されて話したんですけど、後藤のレスラー生命が絶たれそうになった時、自分が繋ぎ止めた。その後藤に今・・・なんだろ? 後藤がいたから今こうしてるんで。じゃなかったら、もうタッグリーグとか出るかわからないんで。なんか、そこでひとつの道になってるなと思いましたね。“後藤がいての今”になってると思いますし、だからずっと繋がってるんだなって」
——後藤選手、今の発言を聞いていかがですか?
後藤「そうっすね。ほんと同じような気持ちなんですけど、やっぱり柴田がいなかったら、俺はここにいないかもしれないですし。繋がってますね」
——2人の話を伺って、非常に絆の強さを感じましたが、そういう意味のある優勝を、地元の東海地区で上げられたというのはいかがですか?
後藤「そうですね。ちょうど1年前はケガしてて試合出れなくて、同じ会場で復帰の挨拶をさせてもらったんすけど、去年と今年と全然違う意味合いで、このリングに上がれてほんと良かったです」
——親戚の方も応援に来られてましたが?
後藤「そうですね。友達も来てましたし。応援してくれた方々のおかげで、このリングに立ってるなと感じます」
柴田「自分としては、場所がどうこうとかあんまり関係ないんですけど。たとえば、昨日で言ったら恩師の橋爪先生とかが見に来てくれていたんで。先生としても、恩師としても、やっぱ感慨深いというのは。でも、やることは一緒ですね、どこの会場でも。箱が大きかろうが、小さかろうが」
——今年のドーム、シングルで闘って、来年のドームではタッグでベルトに挑戦するということで、ドームで繋がっているということは感じますか?
柴田「そうですね。後藤・柴田で始まって、キッチリ後藤・柴田勝で。まだ残ってますけど、試合は。今年の始めと終わりは、今年1年もってけたんじゃないかと。いい形にはなってきてると思います」
後藤「そうですね。今年の1・4から来年の1・4含めて繋がってますよね。この先もあるだろうし、自分でも楽しみな部分はあります」
——ドームでベルトを獲るということが、昨日以上の結果になると考えてますか?
柴田「今を見てる人たちは結果を求めてくるので、そこにも応えないと、そろそろ本当に。ガッチリ期待に応えたいなと思います。結果が思ってるより大事なんで」
後藤「やっぱタッグ組み始めた時から、一番の目標はベルトっていうモノを明確に自分は持ってたので、来年のドームはミスはしないというか、しっかりと獲りたいと思います」
——4月にもアンダーソン&ギャローズ組へ挑戦してますが、その時との違いはありますか?
後藤「前回と違うのは、やっぱり俺らの経験値も上がってるってことだよね」
柴田「そうです」
——相手チームの変化に関しては?
柴田「ペイントが変わってましたね(笑)。オバケのQ太郎みたいな」
——後藤選手の掲げた“荒武者革命”の到達点はあるんですか?
後藤「到達点なんてないっすよ。ないっすよ(キッパリ)」
——やり続けるということですか?
後藤「もちろんです。革命に終わりはないですよ」
柴田「小さなことじゃないんすよ」
後藤「そんな小さなこと言ってるわけじゃないんで」
柴田「言葉とかで片付かないでしょ?」
後藤「そういうこと」
柴田「そうだなぁと俺も思って」
後藤「パッと出ちゃったのが“革命”」
——柴田選手は、後藤選手の掲げてる“革命”に関してどのように思ってますか?
柴田「革命の革新の部分は俺もよくわからないですよ。ヘタしたら後藤もよくわかってないかもしれない(笑)。だけど、これもう始まってんだよね?」
後藤「もう始まってるよ」
柴田「かなり革命的なムーヴメントが起きてるよね?」
後藤「想像以上に周りで起こってる。自分で言ったことなんですけど、周りからの反響が」
柴田「その形として、まず勲章がほしいよね」
後藤「どんどん作ってくのは俺たちなんで」
柴田「まず勲章、ドームのベルト」
■『WRESTLE KINGDOM 9 in東京ドーム』
1月4日(日)16:00〜
東京・東京ドーム
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※「ロイヤルシート」が完売、「アリーナA」が残り僅かとなりました。
■「WRESTLE KINGDOM9 in 東京ドーム」特設サイト
http://wrestlekingdom.jp
★新日本プロレスワールドでは、1.4東京ドーム大会をLIVE配信します!!
【写真:山本正二】