ZERO1で行われた“『天下一ジュニアトーナメント 2024』覇者”星野良選手が、2.19後楽園ホール大会後の高橋ヒロム選手の前に出現して、シングル戦を直談判。この突然の挑戦表明にヒロム選手は……。
撮影/山本正二
2月19日、『CMLL FANTASTICA MANIA 2024』後楽園ホール大会の全試合終了後、場内撤収時間中に『NJPW WORLD NOW』を元井美貴さんと収録していた高橋ヒロム選手。
この収録が終了したのを見計らったように、「高橋ヒロムー!」と叫びながら、プロレスリングZERO1の星野良選手が出現。
すわ乱入かと思いきや、「ヒロム選手、去年は『ALL STAR Jr.』ありがとうございました」と礼儀正しく挨拶、さらに「こうやって新日本プロレスの会場に直接言いに来たのは、たぶん俺だけだと思います。単刀直入に言わせてください。3月3日、後楽園ホールで俺と闘ってください!」と対戦要求。
昨年の10.27東京・新木場1stRINGで行われた『天下一ジュニアトーナメント2023』で初優勝した星野選手は、試合後には、「俺は新日本プロレスと闘いたい」「新日ジュニアと闘いたい」と表明していた。
優勝者には神龍から「願いが叶えられる」ことで知られている同大会。「“願い”はアナタ自身が叶えに来るんですね?」と問いかけたヒロム選手に、「いや、神龍が叶えないから、俺自身で来ました」と語った星野選手。
また、IWGPジュニアヘビー級王者ではなくなった高橋ヒロムへの対戦表明に関しては、「正直、高橋ヒロムさんはベルトあってもなくても関係ないんですよ。俺がただ、それだけ魅力ある、やりたいと思った選手なので、だから今日来させてもらいました」と返答した星野選手。
この星野選手のアピールを受け止めたヒロム選手は、「ありがとうございます。そして、去年は『ALL STAR Jr. FESTIVAl』出て頂いて、本当にありがとうございました。ぜひ!喜んで、やらせていただきますよ。お願いします」と対戦を快諾し、ガッチリと握手。
そのヒロム選手が「楽しみにしてますよ。潰しに来てくださいね。遠慮せず!」と投げかけると、星野選手は「アナタを倒さないとプロレス界は変わっていかない。掻き回しますよ」と意気込み。
だが、ヒロムは「遠慮したら、すぐ終わっちゃいますからね? 終わらせないでください。少しはがんばってください。楽しみにしてます」と厳しい一言を付け加えることも忘れなかった。
『天下一ジュニアトーナメント2023』を制した期待のジュニア戦士が、はたしてヒロム選手の牙城にどこまで迫れるのか? 注目の一戦となりそうだ。
■「破壊・創造・誕生 ~23周年記念大会~」
日時:2024年3月3日(日) 試合開始11時30分(10時45分開場)
会場名 :後楽園ホール
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