9月29日神戸大会の結果を受けて、10月14日(月・祝)『KING OF PRO-WRESTLING』両国国技館大会の全カードが菅林直樹会長から一気に発表された。なお、第4試合のスペシャルタッグマッチに出場する“X”に関しては、「当日発表になると思う。ヒント? いや、それは明かせません。ベンジャミン選手ではありません」とコメント。
10.14両国、全カード発表!! オカダvs棚橋! 中邑vs丸藤! 内藤vs裕二郎! 永田vs桜庭! 柴田vs石井! “X”とは?
このあと、IWGPヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカ選手が一夜明け会見に応じた。
■王者、オカダ・カズチカのコメント
「ま、『G1』でのふがいなかった結果をとりあえず小島さんを倒すことで、一つ一つまたドームに向けていきたいなと思ってます」
■質疑応答
——今日、小島聡選手の負傷欠場が発表されましたが、試合中に気付いてましたか?
オカダ「いえ、まったく気づかないです。原因? いや、そこもわからないですね。まぁ、負傷というのは、プロレスと言うのは闘いなんで。受け身のレベルが低かったということじゃないですかね」
——本日、棚橋弘至戦が正式にアナウンスされましたがいまのお気持ちは?
オカダ「そっすね。去年からずっと試合をやってて、2勝2敗1分けなんで。ホントに次で完全決着付けて、もうボクの前に立ちずらいような結果をシッカリ残したいと思います」
——神戸大会では、あえて、外道選手が呼び込んだようなかたちにも見えましたが? 決着をつけたい?
オカダ「そっすね。『G1』でも引き分けだったんですけど、30分で決めれなかったというのは、負けに等しいんじゃないかなと。ま、とりあえず小島聡は倒しました。次は、棚橋弘至で、という感じです」
——前回は、逆レインメーカーという裏の手を出してきましたが?
オカダ「まぁ、べつに僕は、棚橋さんの技はやらないんで。まぁ棚橋さんはツームストンなり、レインメーカーなりやってくれるんでますけど。次は、なんなのかなと。ドロップキックをやってくれるのかな、と。そういう楽しみはいろいろありますね」
——今回、完全決着ということですが、これでオカダ選手が勝ったら、しばらく挑戦はさせない?
オカダ「そっすね。それは、そのつもりで。もう当分、アナタはベルト戦線に絡めない、という意味も込めて、試合はしたいなと思います」
——逆にオカダさんが負けた場合にも、そういうかたちで?
オカダ「まぁ、同じような条件だと思います。まぁ、負けることは考えていないんで。そんなこと考えてないっす」
——「ドームを目指す」という発言もありましたが、東京ドームの挑戦権を持っている内藤哲也選手に関しては?
オカダ「いや、全然考えてないっすね。ちゃんと東京ドーム前に、権利を持っている人が決まってからですかね、気にするのは。別に誰が権利を持っていようが、関係ないと思います」
——今年だけで4回目の棚橋戦、やりやすい、それともやりずらいですか?
オカダ「ま、どっちもありますね。やりやすい部分もあれば、やりずらい部分もあります」
——東京の今年のビッグマッチのメインが、ほとんどオカダvs棚橋でした。そのあたり、ここで決着をつけてフレッシュなカードも提供したい?
オカダ「フフフ。そうですね。東京のファンの方にも、そういう意味では同じカードという、迷惑をかけてますんで。シッカリ勝って、新鮮なカードを東京のファンにも見てもらいたいなと」
——前回、30分以内で棚橋選手を仕留められなかった理由は?
オカダ「なんすかね。ま、1月、4月、8月……、全部30分越えているので、まぁ、僕がみっともないだけだと思います。ま、何度やっても、僕も楽しんで、シッカリ勝ちたいなって感じですね」