東京ゲームショウ2012のブシロードブースに、新日本プロレスが初上陸! ビジネスデー1日目は、新日本オールスターズが登場!! 豪華なラインナップをたくさんの来場者が観戦し、大盛況となった。
★東京ゲームショウで棚橋&木谷会長が『キング オブ プロレスリング』を猛アピール!!
このゲームショウでは、ケロちゃんこと田中秀和アナウンサーが、リングアナを担当。また、場内実況を清野アナウンサー。午前中には、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至が解説を担当するスペシャルな編成だ。
ブシロードブース内にリングが設置、その前に巨大なLEDヴィジョンが設置されるという異色のシチュエーションの中、多数のお客さんがリングの前に訪れ、立ち見客で満杯に。
午前中、まず第1試合は、フェリーノ&マスカラ・ドラダvsスーパー・ストロング・アステカ・マシン&アベルノのCMLL提供カードだ。この日のために来日した、正体不明のスーパー・アステカ・マシンはアベルノとタッグ。ベテランのフェリーノは、マスカラ・ドラダとタッグを結成。
フェリーノは、陽気なキャラを発揮! 軽快なムーブを見せて、場内を沸かせ、ワキの下をアベルノに押し付けるなどやりたい放題。アベルノ&マシンは、ドラダを捕獲していたが、変わったフェリーノがまたもや大暴れ。ドラダが得意の場外ケプラーダを爆発させれば、フェリーノは、トップからのエルボー弾でアベルノを攻め込む。
最後は、めまぐるしい展開からドラダがトップロープをバウンドしながら、前方回転のエビ固め。キッチリとマシンを丸め込んだ。
第2試合は、獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&KUSHIDA&アレックス・シェリー&BUSHIの新日本ジュニアと、ロウ・キー&ロッキー・ロメロ&アレックス・コズロフ&邪道&外道というジュニア精鋭による10人タッグ。
いつもより、やや狭めのリングにジュニア戦士10人が勢ぞろい。序盤、タイガーがコーナーに捕まるかと思いきや、すばやく切り返して場内を沸かせば、コズロフは、「ロシア」コールを要求するなどヤル気十分。中でも、会場の声援を集めたのはやはりライガー。掌底をズバリと決めると、外道を捕まえて、自軍に引き入れ、すばやいタッチワーク。
だが中盤、ライガーが場外に捕えられると、CHAOS軍が4人がかりでストンピング攻撃。ここで解説の棚橋が「この場面では、ブーイングが欲しいですね!」と語ると、場内でブーイング発生。さらに「ライガー」コールも自然発生するなど、お客さんもノリノリ。
このあとライガーが長く捕まっていたが、BUSHIにスイッチ。ローリングクレイドルのような動きでフォールを狙う。続くKUSHIDAはシェリーとのコンビネーションが炸裂。最後は、KUSHIDAが抱え上げたところに、トップロープに上がったシェリーが不知火のようなかたちで外道へ合体攻撃(i-94)。見事に3カウントを奪取した。
■第1試合
○マスカラ・ドラダ&フェリーノ
(6分30秒 飛びつき前方回転エビ固め)
スーパー・ストロング・アステカ・マシン&アベルノ×
■第2試合
○KUSHIDA&獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&BUSHI&アレックス・シェリー
(14分22秒 i-94 →片エビ固め)
ロウ・キー&ロッキー・ロメロ&アレックス・コズロフ&邪道&外道×
午後の部は15時から試合開始。第3試合は“鈴木軍”鈴木みのる&ランス・アーチャー&ハーリー・スミス&TAKAみちのくvs“本隊”天山広吉&小島聡&永田裕志&井上亘。
『風になれ』で入場時、みのるが手拍子を要求すると、観客が一体化する盛り上がりを見せ、さらにヘビー級戦士がリングを闊歩する様は壮観。午後の試合は、清野アナウンサーが単独で、場内実況を行った。
試合は、永田vs鈴木でスタート。エルボー合戦で場内を沸かせた二人。鈴木は強烈な張り手一閃、永田もエクスプロイダーで応戦。スミスは天山とタックル合戦。ド迫力のタックルでスミスが圧倒するも、天山はモンゴリアンで逆襲!
続いて、テンコジが合体殺法を炸裂させれば、TAKAは井上にサミング攻撃。各自が見せ場を見せたあと、試合は一気に荒れ模様となり、場外で激しくやり合う両軍。ここから、井上が長く捕まる展開に。とくにアーチャー&スミスの巨体を活かしたコンビネーションには場内からどよめきが。
このあと井上が鈴木に水車落としをズバリと決めて小島にスイッチ。ここで、小島がおなじみのチョップ連打→「いっちゃうぞバカヤロー!」ムーブがゲームショウでも爆発する。
試合は、天山を鈴木軍が1vs4で攻め込む展開に。ここで場内からは清野アナのナビゲートもあって「天山」コールが爆発! このコールに乗って、テンコジが合体技を爆発。TAKAに小島が渾身のラリアット→天山がダイビングヘッドバットの黄金リレーの前に沈んだ。そして続く第4試合がこの日のメインイベント。