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2月8日、新日本プロレス事務所にて、2月12日（日）『THE NEW BEGINNING』大阪府立体育館で行われるIWGPタッグ選手権、（王者組）天山広吉＆小島聡vs（挑戦者組）ジャイアント・バーナード＆カール・アンダーソンの調印式が行われた。
「ベルトが“あっち側”にいっていることが、非常に気に食わないね！」（バーナード）
「（テンコジは）ケンカするほど仲が良い、と捉えてもらってもけっこう」（小島）
「（テンコジは）ケンカするほど仲が良い、と捉えてもらってもけっこう」（小島）
■ジャイアント・バーナード＆カール・アンダーソンのコメント
アンダーソン「過去、1年半にわたって我々はIWGPのタッグチャンピオンだった。10回防衛戦をやり、10回敵を倒してきた。そして、1年半が経ったが、たった1チームだけ我々を倒すチームが現れた。それがテンザン・コジマ。彼らのことはリスペクトしているし、ビッグネームであり、実力があることも十分わかっている。でも、我々も彼らと同じようにビッグネームであり、実力があると自負している。このベストの2チームがまた闘うことになる。大阪では自分たちが最高のタッグであることを証明してみせるよ」
バーナード「まず最初にこの場所（座っている位置）がいまや反対になっていること、そしてベルトがあっち側にいっていることに対して、非常に気に食わないね。大阪では必ずベルトを取り戻してみせる。アンダーソンが言ったように、テンザン・コジマチームのことを確かにリスペクトはしているよ。でも、そんなリスペクトは関係なく、彼らを倒して、自分たちがベストなチームであることを満天下に示す。オレたちのタッチワーク、スーパーヘビーの重さ、彼らに負けない。最後の決め技が何になるかはわからない。マジックキラーなのか、バーナードライバーなのか、ガンスタンなのか。でも、どれかを決めて、我々がベストなチームであることを大阪で証明してみせます」
■天山広吉＆小島聡のコメント
小島「今回、初防衛戦になりますが、対戦相手がまた同じバッドインテンションズということで、とても気合いが入っています。パワー、テクニック、インサイドワーク、その他、いろんな部分でバッドインテンションズのほうが上回っているかもしれませんが、総合力、人間力、そういうものは天コジのほうがはるかに上をいっていると自負しています。必ず防衛して、まだまだ天コジの時代が長く続くことをここに宣言したいと思います」
天山「1・4東京ドームにおきまして、彼らからベルトを獲りまして、天コジがチャンピオンとして今度は大阪では初防衛戦ということで、非常に彼らの強さをひしひしと、今シリーズ前哨戦毎日やっているわけですけど、とにかくこのベルトを獲った以上は二度と奴らに返すことはありません。しっかりと防衛していきます。彼らはこのベルトに対して執着心はホントに強いものがありますけども、天コジはもう一時代築くためにはベルトを落とすことはできないし、しっかりとばっちりと天コジの力をファンの皆さんに見せられるように、喜んでもらえるように彼らを倒していきたいと思います」
■質疑応答
──両チームにお伺いしたいんですが、相手チームに注意するポイントは？
バーナード「技としてはコジマのラリアット、これが破壊力がある技だと理解しています。テンザンもかなり重い技をいろいろ仕掛けてくるのでそのあたりは警戒しているよ。彼らの合体技も警戒しなくちゃいけないよな？」
アンダーソン「自分たちバッドインテンションズは兄弟のような関係なんだ。一方、テンザン・コジマは個々が強く、噛み合っている部分もあれば、合わない部分もあるかもしれない。それが時にはいい部分で出ることがあるかもしれない、そのへんは警戒すべき点だよ。しかし、ホントのベストチームは俺たちなんだ」
小島「このシリーズ、前哨戦で何度か闘ってきたんですが、弱点らしい弱点は見当たりませんでした。しかしながら、私の個人的な感想としては、二人とも自分たちの実力を過信しすぎているんじゃないかなという気がしています。非常に強いチームであることは間違いないですが、ただちょっと自信過剰になっている部分があると思いますので、そこは弱点としてついていけいるかなと思っています」
天山「注意すべき点は、やっぱりマジックキラーもそうですし、バーナードライバー、ガンスタンもそう、それ一発食らうとダメージが大きいですし、かなり厳しい展開になると思います。ただ、やはり一番はこいつらじゃなくて、自分とコジの関係をしっかり、ガッチリといけば何も問題はない。彼らは強くて、ホントに手に負えないチームですけど、もう一度勝たないことにはこの間の東京ドームで勝ったのが偶然、フロックじゃないかと思われているんで、もう一度勝って俺たちがタッグチームとして一番ということを証明します」
──天山さんと小島さんは岐阜大会で仲間割れようなことがあったと聞きますが、その後の影響は？
天山「まあ、試合の中でそういうちょっとしたアクシデントというのは常にありますからね。ただ、それを長引かせるようなことはお互いプロとしてやっていけないと思うし、しっかりとベルトを持っている以上はチームとしてやってかないといけないと思っているし、それはお互いわかっていると思うので。なあ、コジ？」
小島「はい。結果としてああいう事件があって良かったのかなと思っています。いろんなことを積み重ねてきましたから、バーナードとアンダーソンのように歴史の浅いチームではありませんので、ケンカするほど仲が良いと捉えてもらっても結構ですし、正直影響はあると思います、ケンカすることによって。ただ、それは全ていい方向に向かうための影響だと思っていますので、さほど気にしていません」
■『THE NEW BEGINNING』
2月12日（日）17:00〜 大阪・大阪府立体育会館
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■『NEVER．8 〜Go to the Next Level〜』
●2月10日（金）19:00〜 大阪・世界館
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