『CSテレ朝チャンネル Presents テレビ朝日 新日本プロレス放送50周年記念 SAKURA GENESIS 2023』4月8日(土)両国国技館大会で、ザック・セイバーJr.選手の持つNJPW WORLD認定TV王座へ挑戦する海野翔太選手に直撃インタビュー!
撮影/中原義史
■『CSテレ朝チャンネル Presents テレビ朝日 新日本プロレス放送50周年記念 SAKURA
GENESIS 2023』
・4月8日(土) 15:30開場 17:00試合開始
東京・両国国技館
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■LA道場を否定するわけじゃないですけど、「練習キツい」とか言ってるのを聞くと、ボクからしたら「逆にそれは羨ましいことだな」と思います
――さて、海野選手。4月8日(土)両国国技館大会でザック・セイバーJr.選手の持つNJPW WORLD認定TV王座への挑戦が決まりました。そのまえに海外武者修行の話を伺いたいのですが、どんな生活、どんな練習を積んでいましたか?
海野 3年2ヵ月、海外武者修行に行ってまして、イギリスを拠点にRPWで試合をしてたんですけど、団体としての練習はあまりなく、個人的な練習が多くて、ウエイトトレーニングで身体を大きくするとか、有酸素運動でスタミナをつけたりとか、リング上での練習があまりない状態での海外生活でしたね。
――自主練で鍛え上げたという感じですか?
海野 そうですね。実は、新日本プロレスワールドを観るのが一番の練習になってるというか、そのイメージをもとに試合をしてましたね。
――例えば、LA道場でいう柴田勝頼コーチみたいな存在はいなかったと。
海野 いなかったです。試合前に向こうの選手を捕まえてレスリングをするのが練習になってました。ホントに何もかも一人なので日本語を話せる人も周りにいないし、LA道場を否定するわけじゃないですけど、「練習キツい」と言ってるのを聞くと、ボクからしたら「逆にそれは羨ましいことだな」と思いました。
――なるほど。
海野 教えくれる方がいて、仲間がいてっていう、ボクからしたらそんな贅沢な環境をいいなと思う部分もありましたけど、逆に一人でハングリーにやるのが海外遠征だとも思うので、べつにどっちが正解ってことはないですけど、ボクは後者の方が自分自身の成長につながったかなと。
――厳しい環境下だったイギリス遠征中でサブミッションなどの練習もされていたんですか?
海野 やっぱりザックがイギリスでもトップの選手で、ザック以上のテクニックを持ってる人っていうのはいなくて、ザックが教科書みたいな感じなんですよ。なので、ザックの試合を観てそこから自己流にアレンジしたり、イギリスの人と練習する中で「アッ!」っていう感覚で閃いたものを吸収してましたね。
■(ザックは)ウエイトをも凌駕するテクニックというか、技術、速さ、スピード、ホントに一級品という言葉のさらに2個ぐらい上を行くんじゃないかっていう凄さですよ
――そうだったんですね!では、本題でもある今回のタイトルマッチの話を伺っていきたいのですが、まずザック選手とのタイトルマッチが正式決定したことに関してはいかがですか?
海野 やっぱりタイトルマッチって「組んでほしい」と言うだけで決まるものじゃないし、並大抵なことじゃないので、ある意味『NEW JAPAN CUP 2023』2回戦でザックをちゃんと倒せたから、そこまで上り詰められたのかなと。簡単にパッと組まれてもファンは納得しないですし、今回は実力をもとに組まれたのでそこはある意味、自信を持ってました(ニヤリ)。
――『NJC』での対戦前には、「“手土産”持ってんな」という言葉もありましたが、やはりベルトを意識されていましたか?
海野 正直、TV王座っていうのはまったく意識してなくて、『NJC』にエントリーしている自分としてはIWGP世界ヘビーっていうオカダ(・カズチカ)さんの持ってるベルトだけを意識してやってました。
――あくまで『NJC』優勝という目的の過程で生まれた副産物という感じですね。
海野 そうですね。闘っていく中で真っすぐな道があった時に、ちょっとずつ枝分かれを作っておけば「何かしら拾えるんじゃないか」っていう考えだけはありました。なので、最初の頃はTV王座とか、ザックっていう意識はなかったんですけど、2回戦でザックに勝って、そのあとデビッド(・フィンレー)に負けてっていうのを振り返った中で、一つ枝道があったので「じゃあ、ザックに挑戦しよう」っていう考えになりました。
――『NJC』2回戦での対戦も含めてザック選手の印象は?
海野 やっぱり凄いですよ。認める、認めないとかじゃなくて、あれだけの技術を持っていてホントに尊敬しますね。試合中、ザックは藤田(晃生)に教えながら闘ったりもしますけど、それを見てボクが勝手に吸収してます(笑)。
――技術という言葉もありましたが、ザック選手はどの部分がとくにズバ抜けていますか?
海野 ウエイトをも凌駕するテクニックというか、技術、速さ、スピード、ホントに一級品という言葉のさらに2個ぐらい上を行くんじゃないかっていう凄さですよ。自分は何か仕掛ける時に2手3手、次の行動を予測して動くんですけど、ザックってきっと何も考えず、その動きに対して即座に対応してるんですよ。
――ザック選手の臨機応変な対応力は半端ないというか。
海野 こっちが考えて仕掛けても、その仕掛けたムーブをその場の感覚で対応されちゃうので、「考えて臨むだけムダだな」だと感じて試合に挑みました。
――そういった考えを持ちながら臨んだ『NJC』でのザック戦では、見事なデスライダーで勝利をおさめましたが、あれは狙っていましたか?
海野 ホントに何も考えていなかったですし、無我夢中で考えられる余裕もなかったです。逆にボクがデスライダーとかダブルアームDDTを狙ってたら、ザックはサブミッションで切り返しただろうし、今回は本能の赴くままに闘いました。
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GENESIS 2023』
・4月8日(土) 15:30開場 17:00試合開始
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